本書では、日々変動する様々な要因の中で安定した結果を残すために、日々の生活の中で行うルーティンによって自らをコントロールするということを提唱していた。日々の生活の中でコツコツと続けていくことが重要なルーティン力は日本人の性格にも合っており、日本人ならではの成功法・働き方というものがある。
実際に素晴らしい成績を残しているイチロー選手などのトップアスリートの成功の裏にある日々の習慣力(ルーティン力)というのは私たちの仕事でも活かせる部分があると感じた。勤務時間が不規則であったりするので、毎日決まった時間に就寝・起床するなどといったことは難しいが、睡眠時間を例えば6時間で固定するなどといったことはできる。また、起床して軽いストレッチを行うことで自分のスイッチをONにする、などといったことはできる。仕事をするうえで、日々安定したパフォーマンスを発揮できるように様々な行動を試してみて、自らに適したルーティンを見つけたい。
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