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五月の本
トピック

たいが
2009/05/01 22:45

今月に読んだ本を一冊でもいいのでここにそのレビューを書いてください。

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たいが
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こんにちは、たいがです。
今日は先日読み終わった「数学的にありえない」という小説についてレビューを書きたいと思います。
これは精神疾患を患っているある数学者が主人公なんですが、彼が秘めている特殊な能力とそれを取り巻く人々によって話が進んでいきます。話の流れがとても勢いよくノンストップで運んでいきます。その内容も展開もハリウッド映画を見ているようなダイナミックさでぐいぐいと物語に引き込まれてしまいました。
タイトルにもあるように数学という専門分野を軸にして物語が描かれているのですが、文章も丁寧で専門知識に関する説明もわかりやすくスイスイページが進み、上下巻と多少ボリュームがあるのですが一気に読み終わりました。この作品はぜひスティーブン・スピルバーグやジェリー・ブラッカイマーに映画化してほしいですね。以上です、では失礼します。

たいが
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こんにちは、たいがです。
先日篠田節子著の「女たちのジハード」という小説を読んだのでその感想を書きたいと思います。
この本は1997年に直木賞を取った作品で、現代社会において働く女性たちの恋愛やライフスタイルを生き生きと描いた作品です。
登場人物は同じ会社で働く4人のキャリアウーマンの女性たちで、彼女たち一人一人が仕事や恋愛で壁にぶち当たったり、予期せぬ選択を迫られたりしながら、それでも毎日を精一杯頑張って生きていこうとする姿がとてもかっこよかったです。
最近はよく女性の方が男性より昔と比べると強くなったと言われていますが、そんな彼女たちの時に見せる弱い一面が物語をより一層味わい深いものにしています。興味のある方はぜひ読んでみてください。
次回は一宮お兄さんから貸していただいた「数学的にありえない」という小説のレビューを書きたいと思います。

たいが
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一宮お兄さん、レビューありがとうございます。
この「2001年宇宙の旅」は僕がお兄さんに貸して読んでもらったのですが、この本の何がすごいかというと人類がまだ月に飛び立つ前の1968年に書かれたということです。またスタイリー・キューブリック監督で映画も同時に作られましたが、これもまたとてもよくできていて見ごたえはばっちりです。本を読んでから映画を見る、あるいは映画を見てから本を読むことで「2001年宇宙の旅」をもっと理解することができるので、一宮お兄さんはできるだけ早く映画の方も見て下さい。では、失礼します。

一宮兄
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お疲れ様です。一宮兄です。たいがさんに借りた「2001年宇宙の旅」という本を読み終えたので、早速ですがレビューさせていただきます。

この本はアーサー・C・クラークという人が著者ですが、1968年に映画監督のスタンリー・キューブリックという人と合作で映画化されていています。映画のほうが有名なようですが、小説自体も読みごたえがあってかなり面白かったです。全体的に宇宙旅行に関する描写が多く、読みながら情景を想像するのが大変でしたが、前半部分の謎が話が進むにつれ徐々に明かされていくので、後半150ページはノンストップで読めてしまいました。個人的な感想としては、この時代によくここまで宇宙を想像できたな、という印象です。また、物理学などサイエンスにもかなり詳しくないと書けないような描写も多く、著者の博識に感心させられました。私は元々理系だったせいもあり興味深く読むことができましたが、物理や地学になじみのない方はそういった部分は理解できないかもしれません。しかし、全体的に話として謎が明かされていく部分は本当によくできていて面白いと思います。現代のSFではありがちな終幕ですが、当時ではかなり斬新なストーリーだったのではないかと思います。何か興奮さめやらぬ状況で書いてしまったので文章のまとまりがありませんが、本当に面白い本なので時間のある方はぜひ読んでみてください。ありがとうございました。

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