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『茨木のり子の家』
トピック

飯田健雄
2017/06/08 00:25


『茨木のり子の家』(本)にきてしまった、

『隣の国で考えたこと』
➡『コリヤン世界の旅』
➡映画『パッチギ』
➡『風の丘を越えて』
➡『ハングルへの旅』
そして、彼女の家にきてしまった。

ウィキペディアによると、
詩人、茨木のり子の「わたしが一番きれいだったとき」は多数の国語教科書に掲載され、彼女の最も有名な詩のうちの1つである。とある。知らなかった、、、

彼女の詩

          自分の感受性くらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもが ひよわな志しにすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ

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