仕事で初日の出裸読暴走には参加出来ませんでしたが、今年もよろしくお願い致します。ガラガラ蛇が24時間エンヤコラするというツイートが流れてきましたが、スタインベックの短編「蛇」を思い出しました。陰気な海岸に建つ陰気な小屋で陰気な実験を続ける陰気な男の下に、ガラガラ蛇の雄が欲しいと不気味な女が訪ねて来るという話です。自然で見つかるガラガラ蛇は大抵雌なのにと訝しみながら女を眺めると、女の眼球が全部黒目なのに気づくのです。オチは忘れましたが、不気味だったのは覚えています。新潮文庫「スタインベック短編集」収録。
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