1976年3月、NHKの土曜ドラマシリーズ「紅い花」が放映されました。同名漫画と「ねじ式」「沼」「古本と少女」などがオムニバス形式でまとめられています。「紅い花」のキクチサヨコ、「沼」の少女を演じたのは沢井桃子さんでした。挿話として、つげ義春さん役を草野大悟さんが演じておられました。金太郎を割るシーンがあったと記憶しています。アーカイブで少しだけ見ることができますよ。手元に小学館の単行本があります。ただ「古本と少女」が載っていません。
昭和56年頃に当時の先輩と話していて本を借りたままにしていたら、「あげるよ」というのでありがたく頂いた『夢の散歩』(定価500円。その先輩とは今でも友達です。)は『ねじ式』や『紅い花』などが載っていてねじ式のシュールな感じが当分の間、忘れがたい何かのような感覚を持っていました。
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