HBOのミニシリーズでエミー賞を席巻した『チェルノブイリ』英米北欧、アイルランドのスタッフ・キャストが主にリトアニアで撮ったクライム・ドラマ。現場の鬼気迫る対応の様子となぜ事故が起きたかの法廷シーンのバランスが素晴らしい。一見地味なキャスト、学者バカ、レガソフ博士(ジャレド・ハリス)と強面のゴリゴリの共産党幹部ボリス(ステン・ステンスガルド)の本来なら絶対噛み合わない二人が死地を共有してしまった事で戦友的存在になる描写が良い。ロシア人にも驚いた事に好評だったとの話も納得。果たして我が国で撮れるか?
やまだ様。ご教示有難う御座います。今度、観させて頂きます。ヘプバーン、マクレーンの「噂の二人」等も批判は多いですが同テーマの作品ですね。独のファスビンダーはLGBT先ず在りきの状態から出発し、さらのその中での搾取と差別を描いている作品が多いです。
£‥±±さん、LGBTのものの映画はあまり観たことがないのですが「酷い目に」「手の平返し」のコメントを見るとかなり重さを感じそうですね。ご紹介くださった映画よりは辛い内容ではないですがフランソワ・オゾン監督の「彼は秘密の女ともだち」もLGBTの内容が含まれた映画です。
「ボーイズ・ドント・クライ」
LGBTの主人公がファスビンダーの「13回の新月のある年に」のエルヴィラ並みに酷い目に会う。見た後に血が抜かれた様な気分になる映画。これでも事実よりは手心を加えているらしい。主人公の秘密を知った周囲の手の平の返し方が酷い。酷すぎる。
SF核戦争後の未来・スレッズ
即死も地獄だが生き延びるのも地獄の核戦争をドキュメンタリータッチで描き、英国民を始め観る者に拭い難い恐怖を植え付けたBBCのTVムービー。
ヒトラーが題材の映画って多いですね。
そしてミヒャエル・ハネケ作品がすべて重い映画とはσ(^_^;)観たことなかったです。
『39 刑法第三十九条』
珍しく邦画。鬼気迫る演技系
オーストリアの映画監督ミヒャエル・ハネケの作品は、長編映画処女作「セブンス・コンチネント」(1989)から新作「ハッピーエンド」(2017)まで、すべてが重くて考えさせられる映画である(笑)。
ポール・ハギス監督作「クラッシュ」は、私も劇場で観ました(笑)。
では、デヴィッド・クローネンバーグ監督作「クラッシュ」(1996)。交通事故の衝撃によって、性的興奮を得られる人達の特殊な世界や性癖を表現した作品。
アブノーマル系。
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