お盆です。暑いです。
読書に季節は関係ないけど、季節に合った読書も素敵。皆さんが夏本を探す際の参考になるような本を教えてください。
このトピック内の皆さんのマイベスト本に関しては記録したいと思います。基本フリートークで構いませんが、マイベストに関しては分かるように明記ください。
みんなのマイベスト
堂場瞬一「大連合」「大延長」、恒川光太郎「夜市」、湯本香樹実「夏の庭」、太田愛「幻夏」、横山秀夫「クライマーズハイ」、岩井圭也「夏の陰」、東野圭吾「真夏の方程式」、宮本輝「避暑地の猫」、三浦しをん「神去なあなあ日常」、樋口有介「ぼくと、ぼくらの夏」、百田尚樹「永遠の0」、半藤一利「日本のいちばん長い日」、船戸与一「山猫の夏」「新宿・夏の死」、吉田修一「さよなら渓谷」、椰月美智子「しずかな日々」、Aマシマン「君の名前で僕を呼んで」、山際淳司「スローカーブをもう一球」、浅田次郎「終わらざる夏」、乙一「夏と花火と私の死体」、角田光代「八日目の蝉」、矢崎存美「夏の日のぶたぶた」、吉村昭「羆嵐」、越谷オサム「階段途中のビッグノイズ」、津原泰水「ブラバン」、中村航「夏休み」、宮沢賢治「銀河鉄道の夜」、森見登美彦「四畳半タイムマシンブルース」
福山雅治ファンなので「真夏の方程式」で。ガリレオはドラマ化されるまで佐野史郎さんをイメージされてたそうですが、ドラマ後福山さんにシフトしてそうです。
「真夏の方程式」はファンが読むと、福山雅治が浮かんでくる描写でした。映画では、あの時の描写がこの映像に〜と一人はしゃいでました(^_^;)
宮沢賢治「銀河鉄道の夜」でお願いします〜。
振り返ってみると、ぱっと夏を思い出したのは少なくて、昔懐かし銀河鉄道の夜が一番印象的だったなぁ。
「姑獲鳥の夏」や「真夏の方程式」、小野不由美さんの「屍鬼」のじめっとした夏の空気も思い出しました。
永田栄一さんの「くちびるに歌を」も夏の合唱Nコンがテーマで爽やかでした。
みなさんのマイベスト、読んだことがないものも多くて、チェックしたいと思います〜
「マイ」ベストサマーですもんね。これです、津原泰水の「ブラバン」。この本は25年ぶりに高校の吹奏楽部メンバーで集まって演奏しない?ってお話と、25年前の部活はこんな事やあんな事あったよねーって行き来するお話です。自分の吹奏楽部時代を思い出させる!部室に魂が戻っていってしまうのです。通年吹いてましたが、やっぱり夏の部室、夏の音楽室にタイムスリップしちゃうから、これがマイベストサマー!何度も何度もさらった音楽の思い出があるから、「何度でも生まれ直せるような気がする」このフレーズに撃たれます。
dragoさんの向こうを張って、大船戸(船戸与一)の「新宿・夏の死」を。収録された八つ短編は全て”夏の…”が冠せられ、じりじりする作品集です。
う~ん。夏に纏わる作品を探すのですが中々思い浮かばず。そこで思いついたのが夏に読んだ本も夏に纏わるのではないかと。そんな論点から次の作品をチョイス。
『羆嵐』:吉村昭に。
先日読み終わったホットな作品。冬の事件ですが夏に読んでも背筋がゾクッと。身も心も凍る作品。吉村作品恐るべしです。
ベタですが『夏の庭』
ギラギラした日差し、西瓜と蚊取り線香の匂い…そう、私にとってこの作品は、ただ単純に駆け回っていた、遠い昔の子供の頃の夏休みの思い出にワープする作品なのです(^O^)
私なりに結構色々読んできたので、いざ夏本となるとコレっていうのが思い出せず(^^;)。
ミナサマのマイベストをみて「コレもいい」「ソレもいい」って一人でふんふん頷いてて、ふと思い出したのが矢崎存美さんの大好きなぶたぶたシリーズより『夏の日のぶたぶた』。
ほっこりしつつラストの繋がりが好きで。
ミナサマのマイベストで積読本もあるので「いつか読む棚」に移動します(^^)
私もきむこさんと同じく椰月美智子『しずかな日々』を夏の一冊に挙げさせていただきます。誰が読んでも心安らぐ良作ですが、昭和の時代に子供時代を過ごした人には特に「ああ、昔の夏ってこうだった」と懐かしさに溢れる作品だと思います。
単純に考えても夏の本って今まで読んだ本の4分の1はあるはずなんですが、夏をイメージすると考えるとなかなか難しいですね^^; まず思いついたのは、『姑獲鳥の夏』と『夏への扉』ですが、どちらも夏関係なく名作です(笑)。なので、今のところ一番夏を感じる『夏と花火と私の死体』をマイベストサマーに選びたいと思います!!大御所のミステリー作家の評価通り、夏の情景描写が見事な小説だと思います。そして、作者の乙一さん、この本を書いた時の年齢が16歳!すごすぎ!ある意味ホラーです^^;この暑い季節いかがでしょうか?(笑)
☆夏のマイベスト☆
山際淳司さん『スローカーブをもう一球』でお願いします。
夏と言えば甲子園!小学生の頃PL学園KKコンビの試合を見て以来ずっと高校野球ファンです。甲子園が大好きで、地方予選から出来る限りTVとラジオで観戦しています。そんな私のバイブルとも言える一冊です。
夏休みというテーマとのこと。参加させて頂きます。様々かと思いますが、僕は堂場瞬一氏の大延長かな?その他、たくさん思い付いたのですが、ベストというかテーマからいの一番に思い出したのがこれだったのでこれで!
あとのんさんが挙げられてる『西の魔女が死んだ』は僕も夏っぽいなと思います。確か作中も夏だったんじゃないかな。覚えてないから選ばなかったけど『夏の庭』はちょっと別格に夏を感じていて、それはタイトルに夏が入ってるからだけじゃなく、夏休みの読書感想文を書いたからなのかもしれない。
アンドレ・マシマン『君の名前で僕を呼んで』でお願いします。
幻夏、クライマーズ・ハイ、あまり覚えてないけど夏の庭、あたりで迷って、ジャンルとしてはホラーがいいかなとも思ったのですが、直観でパッと浮かんだのはまさかのこれでした。真夏の強い日差しとうだるような暑さって、官能的な表現とも取り合わせがいいですよね。夏×BL×桃=エロい。
少しマイナーな作品ですが、椰月美智子さんの『しずかな日々』です。野間児童文芸賞,坪田譲治文学賞受賞作品。小学5年生の男の子の夏休みの小さな冒険です。派手な作品ではないのですが、子供の頃の昭和の田舎の夏休みの懐かしい風景や匂いを思い出せる作品です。
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