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かぜふけば
さんの感想・レビュー

かぜふけば
新着
著者の文学への思いが詰まったエッセイ集。読んだことのない大正、昭和の作家の作品がたくさん取り上げられていて、横光利一の「夜の靴」を読んでみたくなりました。著者自身に向けられた批評にもちゃんと率直に応えておられる。偉ぶるところもなく、ユーモアがあって温かい。茨木のり子の詩「倚りかからず」についての批評を読んで、こんな視点があったのかと気付かされます。どのエッセイも2,3ページだが、じっくりと読みたくなる、考えたくなる。簡潔だが深みがあります。
0255文字
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かぜふけば
さんの最近の感想・レビュー

木 (新潮文庫)

木 (新潮文庫)

幸田 文
木の好きな父の影響で木が好きになった著者。15の短編はどれも「著者は木が大好き…続きを読む
アイミタガイ (幻冬舎文庫)

アイミタガイ (幻冬舎文庫)

中條 てい
「人は、無関係だと思っている見知らぬ多くの人とのつながりの中に生き、生かされて…続きを読む
ぜつぼうの濁点

ぜつぼうの濁点

原田宗典、柚木沙弥郎
ひらがなの濁点「゛」が主人公の絵本。柚木沙弥郎氏の絵が見たくて手に取りましたが…続きを読む
あんなに あんなに

あんなに あんなに

ヨシタケ シンスケ
「あんなに、あんなに、もうこんな」繰り返されるその言葉とほのぼのとした絵。繰り…続きを読む
本心

本心

平野 啓一郎
事故死した母との二人暮らしだった朔也にとって母は最愛の人。貯金をはたいてまで母…続きを読む
言葉の箱: 小説を書くということ

言葉の箱: 小説を書くということ

辻 邦生
講演をまとめたもので、小説とは何かを親しみやすくわかりやすく、また楽し気に語っ…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2018/06/28(2466日経過)
記録初日
2018/06/28(2466日経過)
読んだ本
95冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
22539ページ(1日平均9ページ)
感想・レビュー
92件(投稿率96.8%)
本棚
0棚
性別
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