吉村昭、藤沢周平、池波正太郎の3先生を中心に。ノンフィクション、歴史関係書、映画原作、ミステリや詩なども雑多に。購読派(新刊&古書)。作品への愛あるレビューを心掛けたいと思います。
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⬜︎心に残る10冊(順不同。吉村、藤沢、池波作品は除く)⬜︎
『光と風と夢』(中島敦)
『天平の甍』(井上靖)
『怒りの葡萄』(スタインベック)
『神々は渇く』(A・フランス)
「シャーロック・ホームズもの」(C・ドイル)
『レイテ戦記』(大岡昇平)
『M/世界の、憂鬱な先端』(吉岡忍)
『教誨師』(堀川惠子)
『宇宙からの帰還』(立花隆)
『戦争は女の顔をしていない』(S・アレクシエーヴィチ)
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続き:「誰もが人生を目的と考える。ところが、/世界は誰にも、人生を手段として投げかえす。/彼女は思う。人生は目的でも、手段でもない。/ここから、そこへゆくまでの、途中にすぎない」(「ノーウェア、ノーウェア」)
「まっすぐに生きるべきだと、思っていた。/間違っていた。ひとは曲がった木のように生きる。/きみは、そのことに気づいていたか?」(「イツカ、向コウデ」)
「理解されるために、ことばを使うな。/理解するために、ことばを使え」(「サルビアを焚く」)
「死について、そしてよい葡萄酒の一杯について書くのが詩、という箴言を読んだことがある」(「あとがき」p.79より)