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mint
さんの感想・レビュー

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ネタバレ恋愛や、そのすそ野にある執着や自己愛的なものも含めて残渣をすくいあげるような短編集。共感という意味ではあまり感じるものがなく、前半はしんどさが勝った。 が、お花畑自身と十三月怪談は〇。前者は全く異なる自我の確立タイプの女性2人の話。毒気ありありで好きではないがラストに唸る。後者は、亡くなった者の意識がこの世から消滅するまで、の表現に胸を掴まれ泣かされた。 もう一作品くらい読んで著者の傾向を知りたい。
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読んでいるとなぜか村上春樹のことを思い出してしまった。 といって、全然詳しくはないのだが。

01/01 19:22
0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

はじめてのスピノザ 自由へのエチカ (講談社現代新書 2595)

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國分 功一郎
とても簡易で、のびやかな解説。しかしここに達するまでどれだけ研究を重ね血肉にし…続きを読む
白い病 (岩波文庫 赤 774-3)

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カレル・チャペック
なんて本だろう。絶句してしまった。 戦争の足音が忍び寄る時代に、未知の感染症が…続きを読む
オルラ/オリーヴ園 モーパッサン傑作選 (光文社古典新訳文庫 Aモ 2-4)

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モーパッサン
モーパッサン、短編の面白さといったら唸ってしまう。2冊目。人間の営みにひそむ光…続きを読む
おいしいごはんが食べられますように

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高瀬 隼子
決して後味のいい作品ではない、でも確かにこの時代の小説だと思う。疲弊し、袖すり…続きを読む
毛皮を着たヴィーナス (古典新訳文庫)

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ザッハー・マゾッホ
こんな本だったとは!一言でいうと、非常に「かわいらしい本」だった。どことなく品…続きを読む
チャタレー夫人の恋人 (光文社古典新訳文庫 Aロ 7-1)

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D.H. ロレンス
訳のリズム感もあるのだろうけど、面白くて一気読み。 知性と自立を愛し、自由な「…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2020/01/03(1900日経過)
記録初日
2020/01/03(1900日経過)
読んだ本
317冊(1日平均0.17冊)
読んだページ
97169ページ(1日平均51ページ)
感想・レビュー
177件(投稿率55.8%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

基本的に読み物は小説が多く、記憶がかなたに飛びやすいので記録を始めました。古典は課題。
遠藤周作、北杜夫、小野不由美、上橋菜穂子、原田マハ、角田光代、モーム、など。皆さんの感想を読むのも好きです。積読の民と化しています。

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