下町ロコモーティブ
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＊まかてさんの史実をもとにした森鴎外、三男二女末っ子、類（るい）を主人公とした物語です。途中までは父の没後、働く必要のない程の潤沢な遺産を得たブルジョア家族の小説には惹き込まれる所がありませんでした。しかしながら、中盤以降、鴎外二番目の妻の志げを含み、父と同じ医学者になった長兄の於菟（おと）、著名作家となった長姉の茉莉（まり）、随筆家として活躍した次姉の杏奴（あんぬ）の波乱に満ちるも鴎外の血を引いた稀有の芸術に秀でる一族の物語はとても読み応えがありました。さすがのまかて作品でした。

類 (集英社文芸単行本)朝井まかて

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あらすじ・内容

ナイス ★25

コメント(0)2022/01/09

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72お気に入られ 3月の読書メーターまとめ

登録日: 2015/12/23（3394日経過）
記録初日: 1991/08/12（12293日経過）
読んだ本: 314冊（1日平均0.03冊)
読んだページ: 110929ページ（1日平均9ページ）
感想・レビュー: 296件（投稿率94.3%）
本棚: 0棚
性別: 男
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