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ネタバレ諸戸道雄がひたすら可哀相である。でも遭難中の極限状態での求愛は笑っちまうよ。容姿端麗で頭も切れて紳士的で冷静沈着で…蓑浦くんが女ならイチコロだったろうに…「いま僕らには羞恥も、礼儀も、虚飾も、猜疑も、なんにもないのだ。僕らはこの闇の世界へ生れてきた二人きりの赤ん坊なんだ」彼の究極の告白は乱歩のけれん味が溢れて卓抜。暗号解読から井戸の中の大洞窟発見、宝探しからの遭難、生還の流れは読む手が止まらない。修ちゃんの日記は個人的に芋虫や人間椅子に並ぶエグさ。ミステリー+BL+冒険+猟奇、乱歩的要素がぎゅっと詰まる。
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さんの最近の感想・レビュー

真実の東北王朝 (古田武彦・古代史コレクション 10)

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古田武彦
なんだか読みづらくて、拾い読みのような感じ。著者の推察が本当に正しいのかはわか…続きを読む
前登志夫歌集 (現代歌人文庫 8)

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前 登志夫
全体を通じて命の交響というか、奥山に息づく獣や霊の豊穣な力が、人である「私」を…続きを読む
折口信夫

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安藤 礼二
一年越しぐらいで読破。折口信夫の営為を多様な文脈から読み解き、いまなお眠る古代…続きを読む
三輪山伝承 (1972年) (紀伊国屋新書)

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なんとか読んだ。。詩人の書く研究書である。文章や論の端々にポエジーが行き渡ると…続きを読む
縄文論

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安藤礼二
既読の『折口信夫』論や『吉本隆明』論、あるいは『光の曼荼羅』の良い復習になった…続きを読む
大江健三郎全小説 第4巻 (大江健三郎 全小説)

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大江 健三郎
「水死」「月の男」以外(「父よ」「狩猟」「みずから」「核時代の」「生け贄男」「…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/03(2795日経過)
記録初日
2016/03/16(3300日経過)
読んだ本
476冊(1日平均0.14冊)
読んだページ
133942ページ(1日平均40ページ)
感想・レビュー
423件(投稿率88.9%)
本棚
5棚
外部サイト
URL/ブログ
http://blog.hatena.ne.jp/hlowr4/
自己紹介

小説家を目指しています。
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