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Copper Kettle
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Copper Kettle
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吉村英治の「三国志」に慣れている身からすると、この第九巻の序盤で出て来る「出師の表」は私の記憶違いでなければ三国志演義のフィナーレに向けた前奏のような位置付けだったと思うけど、意外とその後が長い。あとはどうしても演義と正史における孔明のギャップが悩ましい。前巻から基本的に司馬懿の方が少なくとも戦場では格上、あくまでも孔明は劉邦を後方支援した蕭何に例えられ、内政型の人として描かれる。それだけに後半にようやく兵法に開眼した孔明が司馬懿を追い詰めるところは楽しんだ。「四国目」の遼東のエピソードも面白かった。
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Copper Kettle
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読書データ

プロフィール

登録日
2017/04/25(2895日経過)
記録初日
2017/04/25(2895日経過)
読んだ本
323冊(1日平均0.11冊)
読んだページ
119591ページ(1日平均41ページ)
感想・レビュー
323件(投稿率100.0%)
本棚
1棚
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