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KappaB
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KappaB
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優しさも憐れみも知らぬ半生を送ってきたキャプテン・コック。捕虜収容所で自ら創りだした七種の人形は、彼とは全く別の人格だった。ムーシュはセーヌ川に身投げする寸前、”にんじんさん”に呼び止められる。人形芝居の一座の一員となったムーシュは、人形たちを愛するようになる。現実のコックは冷徹極悪で、人形たちの人格の片鱗も感じられない。汚れを知らないムーシュの存在は、コックにとって我慢ならないものだった。ラストシーンのことば「だけど、ぼくらってだれなんだ、ムーシュ?」人の中にある複数の顔。無意識の領域。内的世界。
0255文字
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読書データ

プロフィール

登録日
2021/12/30(1185日経過)
記録初日
2022/01/10(1174日経過)
読んだ本
660冊(1日平均0.56冊)
読んだページ
86728ページ(1日平均73ページ)
感想・レビュー
587件(投稿率88.9%)
本棚
22棚
自己紹介

絵本•児童文学•ファンタジー•S F•海外作品が好きです。ここ何年かで日本の小説を読むようになりました。古い本も時々投稿します。絵本の読み聞かせやストーリーテリングをしています。小学校の学校司書として働いています。

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