面白い本でした。2006年にデビューした児童文学作家５人の「デビュー10周年記念スペシャル座談会」が巻末にあり、本との出会い、児童文学に対する想いなど興味深かった。「選べる世界、考え方は、もっとたくさんあるということを提示できる。それが本なのでは」「読書は面倒な作業であることは、伝えておかないといけませんね。～わからないところはそのままにして読み進めてもいいと思います。その先に新しい発見があるかもしれません。読書に訓練は必要」本を読まなくてもいきていけるが、「それでも読書をしないのは、もったいない」

絵本ではないけれど、字も大きく全ページにカラーの絵がある。絵本の次に読む幼年童話としてお薦め。何よりハリーのキャラクターが良い。1982年ペンギン社から出版された『ハリーのだいかつやく』を体裁を変えて再出版。2015年。大日本図書

少人数に読み聞かせしました。すると子どもたちが、「ハリーだ！」と。気づかなかった。まぁちゃんが読んでる本、『どろんこハリー』でした。私も絵本や児童文学好きだけど、子どもがとは違う感性なんだなぁ。こうして子どもに教えられて、読みが深まるのって良いなぁ。

『ぼくはうそをついた』が面白かったので、姉妹編のこの本を読んでみたかった。ようやく借りて読めました。読み終わったあとも、色々感じ考えさせられます。フィクションだけれど、描かれている感情は本物だと思う。だから面白いし好ましく感じる本です。

『どろんこハリー』『うみべのハリー』しか読んでなかったです。柄が気に入らなくてセーターが嫌なハリー。何とかセーターを置き去りにしたいというハリーの作戦が何とも可愛い。

この本は読んでなかった。邦題のイメージと物語の導入の印象でこわごわ読み進める。ケルト伝説のような壮大なファンタジーかと思いきや、現代的な話であり少年たちの心情に真実味があり、とても良かった〈人間〉〈ドリグ〉〈巨人〉の争いが、話し合いによって解決されるという流れも面白かった。

面白い本でした。2006年にデビューした児童文学作家５人の「デビュー10周年記念スペシャル座談会」が巻末にあり、本との出会い、児童文学に対する想いなど興味深かった。「選べる世界、考え方は、もっとたくさんあるということを提示できる。それが本なのでは」「読書は面倒な作業であることは、伝えておかないといけませんね。～わからないところはそのままにして読み進めてもいいと思います。その先に新しい発見があるかもしれません。読書に訓練は必要」本を読まなくてもいきていけるが、「それでも読書をしないのは、もったいない」