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ぼむ☆
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ぼむ☆
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庭仕事、植物や虫や鳥についてのエッセイ、詩、誰かに宛てた手紙、短編小説などを集めた1冊。特に『イーリス』という短編は大変素晴らしかった。動植物、天候や土地、庭仕事の道具とも語り合い、そこにヘッセの地についた人生感を読み取ることができる。私がもっと植物の名前、姿形を知っていたら、より鮮明な映像としてこの作品に浸ることができただろうことが少し残念だ。でもじゅうぶん豊かな気持ちになることができる作品だった。ヘッセの写真や自身が描いた水彩画も素晴らしい。自分の人生というものを見つめることができる精神的な作品だ。
dubonnet

ヘッセが愛した小さな庭、倹しい暮らし…だったかな?文学者で訳者の高橋健二先生が訪れてヘッセ本人と語らう姿をテレビ番組で拝見したような…うろ覚えです…笑。水彩画も見てみたいです。

04/20 20:13
  • いぬ好きな女の子
  • Haru
  • ぼむ☆
ぼむ☆

デュボネさん、おはようございます。ヘッセ本人が出てるのをテレビで観られたってのは羨ましいですねー。ヘッセの声とか聞きたかったですし、ヘッセに手入れされた庭も動画で見たかったです。YouTubeで探してみましたけどありませんでした(笑) その記憶を抱いてこの本も是非読んでみてください。いいですよー♪

04/21 09:28
  • いぬ好きな女の子
  • Haru
  • dubonnet
0255文字
全2件中 1-2 件を表示

ぼむ☆
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読書データ

プロフィール

登録日
2021/05/24(1404日経過)
記録初日
2017/06/15(2843日経過)
読んだ本
367冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
108740ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
367件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
外部サイト
自己紹介

基本的に村上春樹さんのファンです。
あとは村上春樹さんや柴田元幸さんが翻訳された海外小説や、日本近代文学などを好みます。

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