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生徒に娘を殺された先生の告白から始まり、少年A、少年B、少年Bの母親の日記等から事件前後の事が語られ真相が明らかになっていく。出てくる登場人物がみな相当に狂気的だが、心の底には承認欲求であったり他人からよく見られたい、プライドを傷つけられたくないといった人間らしい感情から端を発している。第一章の告白から忽然と姿を消していた森口先生の最後の本当の復讐まで衝撃的すぎた。最後まで誰も救われず、森口先生はその後どうなったのか。桜宮先生の憎しみを憎しみで返しても、心が晴れることはないという言葉が印象に残った。
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読書データ

プロフィール

登録日
2020/06/08(1745日経過)
記録初日
2021/05/05(1414日経過)
読んだ本
39冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
14789ページ(1日平均10ページ)
感想・レビュー
38件(投稿率97.4%)
本棚
0棚
性別
自己紹介

本屋が好き。積読本があっても、気になる本があるとついつい買ってしまう。

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