軍国主義に走っていた国の転換の証明として敵対する連合国の王族との婚姻に応じざるを得ず、やって来たのは誤解したまま別れたヒーロー。王配になったヒーローに冷たくあしらわれることに耐えることしかできないヒロインが切なくもあり焦ったくもあるけど、せめて為政者として相応しくあろうと努力を重ね、居並ぶ重臣達の前で発言する姿は頼もしく、上に立つ人間の責任感と気概が感じられた。そんな彼女の姿にヒーローが感銘を受けて過去の出来事に何か誤解があるのではと考え始め、真実が分かってからは溺愛がこれでもかというくらい楽しめて満足。
ヒーローに関する不穏な噂の出処はあの人?それともあの人?はたまた両方?と陰謀の真相解明も面白かった。絵師さん、初めて見る方だったけど細部まで丁寧&綺麗なイラストで眼福。
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軍国主義に走っていた国の転換の証明として敵対する連合国の王族との婚姻に応じざるを得ず、やって来たのは誤解したまま別れたヒーロー。王配になったヒーローに冷たくあしらわれることに耐えることしかできないヒロインが切なくもあり焦ったくもあるけど、せめて為政者として相応しくあろうと努力を重ね、居並ぶ重臣達の前で発言する姿は頼もしく、上に立つ人間の責任感と気概が感じられた。そんな彼女の姿にヒーローが感銘を受けて過去の出来事に何か誤解があるのではと考え始め、真実が分かってからは溺愛がこれでもかというくらい楽しめて満足。
ヒーローに関する不穏な噂の出処はあの人?それともあの人?はたまた両方?と陰謀の真相解明も面白かった。絵師さん、初めて見る方だったけど細部まで丁寧&綺麗なイラストで眼福。