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オフィス助け舟
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20世紀のドイツ現代哲学を代表する哲学者、ハンス・ヨナスの入門書。ハイデガーに師事するも、ハイデガーがナチスを擁護したことでその哲学から決別し、独自の哲学を確立していった、という。/テクノロジーの進歩とともに仕事が増えていくが、そもそもに立ち返ると何のために働いているのか、と思うときがある。本書では「没価値的」と表現して、人にとって有用、つまり役に立つから、テクノロジーとして進歩だから価値があるので、善悪の判断は脇に置かれている。現代ではこうした考えが当然のように受容されている、という記述が腑に落ちた。
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村上春樹との対談の後半、聴衆からの質問に対する村上春樹の回答が印象的。聴衆の「…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2015/05/04(3617日経過)
記録初日
2005/09/04(7146日経過)
読んだ本
1119冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
308250ページ(1日平均43ページ)
感想・レビュー
166件(投稿率14.8%)
本棚
0棚
性別
職業
営業・企画系
現住所
東京都
URL/ブログ
https://note.com/ofc_tasukebune/
自己紹介

デジタル領域やマーケティング、脳神経科学、哲学、経営学、組織心理学の書籍を読むことが多いです。小説や詩歌も好きです。
海外ではヘルマン・ヘッセ、カート・ヴォネガット、サン=テグジュペリ、ジュンパ・ラヒリ、エイミー・ベンダーあたり。
日本だと川端康成、宮本輝、津村記久子、川上弘美、クラフト・エヴィング商會を好んで読みます。

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