お気に入りのカフェが自分の体力的にも、もう行けそうにない。好きな漫画は余命を考えるともう読めない。それでも作者は書く事を止めずにどうにか最新刊「ばにらさま」が出版まで生きようとする。1枚だけ作者とガンで死去した編集者達の写真が載っているが、にこやかな笑顔で2人とももうこの世にはいないと思うと悲しい。最終章の日記は、朦朧とした描写と覚えのない行動が要所に現れ始める。「明日書けましたら、明日。」で終わる日記がいつまでも続いて欲しかった。でも苦しみから逃れられたのであればこれからたくさん休んで欲しい。
拙い文章であらすじと感想を書いています。255字で収まるようにしていますが、書きたい事が多いとコメント欄に書きます。興味があればジャンルは問いません。基本的に図書館本です。どうぞよろしくお願いします。
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お気に入りのカフェが自分の体力的にも、もう行けそうにない。好きな漫画は余命を考えるともう読めない。それでも作者は書く事を止めずにどうにか最新刊「ばにらさま」が出版まで生きようとする。1枚だけ作者とガンで死去した編集者達の写真が載っているが、にこやかな笑顔で2人とももうこの世にはいないと思うと悲しい。最終章の日記は、朦朧とした描写と覚えのない行動が要所に現れ始める。「明日書けましたら、明日。」で終わる日記がいつまでも続いて欲しかった。でも苦しみから逃れられたのであればこれからたくさん休んで欲しい。