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ミノムシlove
さんの感想・レビュー

ミノムシlove
新着
ネタバレ前作『サーチライトと誘蛾灯』に比すると、えり(魚へんに入)沢泉さんに落ち着きが出てきたと言える。即ち筆者にとっても、彼が、より身近になり自らの分身となったかのような感がある。おどおど自信のない仕草の草食男子から、自己主張する、より思慮深い昆虫男子に脱皮したようだ。作風も然りで、読み応えのあるものだった。でもゆかりのある人物が次々に亡くなっていくのは、小説であっても悲しいなぁ…。
0255文字
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ミノムシlove
さんの最近の感想・レビュー

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p.73。『年を重ねる』と口にするのが恥ずかしい、という酒井順子氏のエピソード…続きを読む
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夏のカレー 現代の短篇小説 ベストコレクション2024 (文春文庫 編 23-2)

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家庭の中に於いて、女同士が異様に仲が良く、男性(夫や父親)がひとり蚊帳の外。大…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2018/07/23(2442日経過)
記録初日
2018/07/27(2438日経過)
読んだ本
931冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
274103ページ(1日平均112ページ)
感想・レビュー
720件(投稿率77.3%)
本棚
8棚
自己紹介

犬とピアノと毛糸玉とミノムシが身の周りにあれば嬉しいです。
ノンフィクション、ミステリ、世界史(特に清朝)が好きです。繰り返し読むのは三島由紀夫。

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