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marty@もぶおん学
さんの感想・レビュー

marty@もぶおん学
新着
金田一耕助の長編第2作。昭和21年に起きた事件を昭和22年に連載しているのでほぼズレはない。金田一も戦地から復員するなど終戦直後の空気の色濃い作品であるが、今読んでもなお色褪せない。トリックの妙、犯人や動機の特殊性、そして獄門島という舞台の放つ妖しい魅力などの作品を構成する要素がバランスよく揃っており、屈指の本格ミステリとして挙げられるのも納得の出来。金田一(途中までだが)も磯川警部も達筆の屏風から俳句を読み解くあたり、戦前人の教養を感じさせる。
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marty@もぶおん学
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2014/06/15(3940日経過)
記録初日
2014/07/27(3898日経過)
読んだ本
335冊(1日平均0.09冊)
読んだページ
124182ページ(1日平均31ページ)
感想・レビュー
335件(投稿率100.0%)
本棚
0棚
外部サイト
自己紹介

ミステリや歴史関係を好んで読みます。

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