巻頭と掉尾を飾る「本の背骨」二作は、世界観設定や主人公の本「十」のキャラクターも魅力的なんだけど、慣れ親しんだ物語がより魅力的で整合性の取れた、全く違う物語に塗り替えられる「版重ね」の描写が、ちょっと歪な推理合戦のようでワクワクしてしまった。
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巻頭と掉尾を飾る「本の背骨」二作は、世界観設定や主人公の本「十」のキャラクターも魅力的なんだけど、慣れ親しんだ物語がより魅力的で整合性の取れた、全く違う物語に塗り替えられる「版重ね」の描写が、ちょっと歪な推理合戦のようでワクワクしてしまった。