個人的には、第2章「限界ニュータウンはこうして売られた」と第3章「原野商法の実相」は、土地が生み出された経緯とそれが悪用される様をみるうえでは参考になる。そのうえで実際に住んでいる筆者の解説と現状を照らし合わせると、土地が生まれる発端と現状との乖離をやはり認識せざるを得ない。そもそも購入した人が住んでいないうえに、持て余しているわけだから当然だが。 やはりもっと体系的な流れが内容に欲しいのと、土地が生まれる発端と現状との断絶を凝視する前提もあっても良かったのではとの両方を思う1冊となる。
個人的には、土地が生まれる発端と現状に乖離があるフィールドを扱う難しさを思うところも多々あった。
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個人的には、第2章「限界ニュータウンはこうして売られた」と第3章「原野商法の実相」は、土地が生み出された経緯とそれが悪用される様をみるうえでは参考になる。そのうえで実際に住んでいる筆者の解説と現状を照らし合わせると、土地が生まれる発端と現状との乖離をやはり認識せざるを得ない。そもそも購入した人が住んでいないうえに、持て余しているわけだから当然だが。 やはりもっと体系的な流れが内容に欲しいのと、土地が生まれる発端と現状との断絶を凝視する前提もあっても良かったのではとの両方を思う1冊となる。
個人的には、土地が生まれる発端と現状に乖離があるフィールドを扱う難しさを思うところも多々あった。