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脳汁。
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脳汁。
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ネタバレ胸がきゅっと締め付けられるような刹那的切なさときらきらした日々。始まりからなんだか不穏で所謂、一般的な家庭との違いが所々から覗く。なのに子供視点で綴られた壁の中での日々はとても愛しくて苦しくなる。狭い世界は守るための箱とすれば安息を与えてくれる幸せなのかもしれない、でもきっとそれは広い世界の自由とは全く違うもの。外から見れば残酷な虐待であっても内から見れば眩しいほどの幸福な場合もある。すべてがそうとは言えないけれど。好きなバンドの新アルバムとの相性が良すぎて幸せだった。
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脳汁。
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2020/04/29(1796日経過)
記録初日
2020/04/29(1796日経過)
読んだ本
273冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
69880ページ(1日平均38ページ)
感想・レビュー
122件(投稿率44.7%)
本棚
0棚
自己紹介

たぶんずっと永遠にあなたのことは忘れられない。
だから忘れてしまえるように今日も本を読む。

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