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清水勇
さんの感想・レビュー

清水勇
新着
海外で長年仕事で外国人と英語での議論を通して日本語の曖昧さを痛感。この本でその原因が理解できたし、著者のアプローチが面白かった。特に、日本は短歌等の短詩形文学に代表される「高文脈社会:多くを語らずとも豊かな意味を伝えられる社会」であり、だからこそ欧米人が相手の表現の正否・善悪を判断するのに、日本人は単語の使い方で感覚的に相手を評価するという説明は納得。政府が国民の権利をなくす方向で種々の動きを進めている今だからこそ、我々は、著者が力説する「冗長的」でもお互いに議論できる言葉の使い方を考える必要がある。
0255文字
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清水勇
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読書データ

プロフィール

登録日
2012/03/18(4758日経過)
記録初日
2010/05/02(5444日経過)
読んだ本
809冊(1日平均0.15冊)
読んだページ
233521ページ(1日平均42ページ)
感想・レビュー
571件(投稿率70.6%)
本棚
5棚
性別
年齢
68歳
血液型
O型
職業
技術系
現住所
東京都
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