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lily
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lily
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相対的貧困によって失われる要素として食事や学習に加えて体験を挙げ、その重要性を指摘する。確かにモノ消費からコト消費と言われて久しいわけで、コロナ禍が体験の大切さを浮き彫りにしたという意見にも首肯する。ただ親が体験をしていないと子供に選択肢を与えられず、非認知能力や社会情動的スキルに影響を及ぼす。北海道に行ってもマクドに行きたがる子供はその象徴。シングルの家庭だと子供が習い事をしている場合は送迎したり付き添ったりしなければならないのも負担となっている。子供の体験を後押しするための行政支援は不可欠だろう。
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読書データ

プロフィール

登録日
2013/10/29(4105日経過)
記録初日
2013/10/29(4105日経過)
読んだ本
1541冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
416999ページ(1日平均101ページ)
感想・レビュー
1541件(投稿率100.0%)
本棚
10棚
性別
年齢
40歳
血液型
O型
職業
教員
現住所
大阪府
自己紹介

社会科の教員をしてます。仕事関連の本がメインですが、最近は小説にもハマりだしました。キリスト教を中心とした宗教、貧困問題、心の葛藤を描いた作品などに惹かれます。新書をたくさん読みたい!

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