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5世紀のドイツ西部(ラインラント・プファルツ地方のヴォルムス)を舞台とした叙事詩「ニーベルンゲンの歌」を、19世紀後半にヘッベルが戯曲化した作品。前半は中世騎士による姫獲り合戦、後半は凄惨な復讐劇。登場人物(特に女性)のキャラクターが口調含め前半と後半とでかなり変容するなど一貫性に欠ける気もしたが、全体的に人間の愛憎や嫉妬などの感情がリアルに描写されており、演劇界で高い評価を得たのもわからなくはないなと感じた。
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さんの最近の感想・レビュー

ロザリーのひみつ指令

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ティモテ・ド・フォンベル
大人のための絵本(児童書)。子どもにとっての戦争という重たいテーマを扱っていて…続きを読む
京に着ける夕

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夏目 漱石
漱石の小品。京都盆地特有の底冷えのする冬の寒さがリアリティをもって伝わり、かつ…続きを読む
エティオピア物語(下) (岩波文庫 赤127-2)

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ヘリオドロス
壮大なスペクタクル映画のような解像度の高い情景描写は下巻でも続く。終盤にテアゲ…続きを読む
エティオピア物語 (上) (岩波文庫 赤127-1)

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ヘリオドロス
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ネコのムル君の人生観(下) (光文社古典新訳文庫 K-Aホ 3-5)

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ホフマン
上巻の終盤からミステリの様相も呈してきて、続きが気になり一気に下巻を読了。しか…続きを読む
ネコのムル君の人生観(上) (光文社古典新訳文庫 K-Aホ 3-4)

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ホフマン
人のことばを理解する教養高き猫ムルの自伝と、音楽家クライスラーの伝記が交差する…続きを読む

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読書データ

プロフィール

登録日
2021/01/12(1466日経過)
記録初日
2021/01/03(1475日経過)
読んだ本
58冊(1日平均0.04冊)
読んだページ
17683ページ(1日平均11ページ)
感想・レビュー
47件(投稿率81.0%)
本棚
0棚
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