読書メーター KADOKAWA Group

志村真幸
さんの感想・レビュー

志村真幸
新着
 2015年に出た単行本の文庫化。  「真実の一〇メートル手前」「正義漢」「恋累心中」「名を刻む死」「ナイフを失われた思い出の中に」「綱渡りの成功例」の6話を収めた短篇集だ。  いずれも太刀洗万智が探偵役。  ミステリではあるのだが、フーダニットとかハウダニットとかいった、従来の「謎」からは、ずらした部分に驚きが隠されているのがおもしろい。工夫と意外性があり、まだまだミステリには可能性が残されていると感じさせられた。
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

志村真幸
さんの最近の感想・レビュー

日本人登場: 西洋劇場で演じられた江戸の見世物

日本人登場: 西洋劇場で演じられた江戸の見世物

三原 文
 著者は、芸能史研究者。  本書は、幕末~明治初期に海外で公演した日本人芸人た…続きを読む
舞台の上の殺人現場: 「ミステリ×演劇」を見る

舞台の上の殺人現場: 「ミステリ×演劇」を見る

麻田 実
 本書は、ミステリを主題とした舞台、芝居がテーマのエッセイ集だ。  『ハムレッ…続きを読む
ガザ、戦下の人道医療援助

ガザ、戦下の人道医療援助

萩原 健
 本書は、2024年8~9月に6週間、ガザに赴任し、現地の病院の指揮を執ったと…続きを読む
生き物をうさがみそーれー:沖縄・奄美 おじいおばあの食物誌

生き物をうさがみそーれー:沖縄・奄美 おじいおばあの食物誌

盛口満
 奄美から与那国へ続く琉球弧の「少し昔」の食生活をまとめた内容だ。  おじい、…続きを読む
熊野観心十界図という誘惑──東アジアの死霊救済儀礼をめぐる精神史

熊野観心十界図という誘惑──東アジアの死霊救済儀礼をめぐる精神史

西山 克
 本書は、中世から近世にかけて、熊野比丘尼が携行してあちこちで絵解きをしてみせ…続きを読む
若き日本の肖像: 一九〇〇年、欧州への旅 (新潮文庫)

若き日本の肖像: 一九〇〇年、欧州への旅 (新潮文庫)

寺島 実郎
19世紀最後の年である1900年のパリ、ロンドン、ウィーン、ローマ、マドリ…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2017/09/25(2775日経過)
記録初日
2017/09/25(2775日経過)
読んだ本
1852冊(1日平均0.67冊)
読んだページ
485542ページ(1日平均174ページ)
感想・レビュー
1850件(投稿率99.9%)
本棚
0棚
読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう