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一条
さんの感想・レビュー

一条
新着
ネタバレ面白かった。死刑囚の逃走劇という大きな骨子をもとに展開されていく中、悪質な労働環境や企業体質、介護問題、新興宗教を装った詐偽事件、不倫、冤罪等社会問題をテーマにした一つ一つのエピソードが濃厚で毎度没入させられた。出てくる登場人物達のキャラが尽く立っているのも良い。真相と結末よりもそこに至るまでの過程が醍醐味だったかなと思う。あとがきで触れていたが自分も鏑木には無罪放免エンドを望んでいたけれども作者の意図を知り十分腑に落ちたのでスッキリ読み終えることが出来た。
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一条
さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2017/08/21(2750日経過)
記録初日
2017/08/21(2750日経過)
読んだ本
453冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
136582ページ(1日平均49ページ)
感想・レビュー
452件(投稿率99.8%)
本棚
2棚
性別
年齢
32歳
血液型
A型
職業
技術系
外部サイト
自己紹介

群像劇が好きです。
記録できなかった本の備忘録
2024 日本製、どつぼ超然、色を表すことばの辞典

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