1年間に100冊読もうと決めました。
しかし、今まで一度もその目標を達成出来ていません。毎年80冊くらいで大晦日を迎えてしまう事が7~8年くらい続いています。
私の40歳くらい迄の読書量は、年間4~5冊がいいところでした。
それも、大方「積読」でしたし・・・・・。
頭の悪い息子の成績を上げる為には、読書させる事が一番ではないかと考え奮起。
ただ息子に、「本を読め。本を読め。」と発破をかけたところで、逆に反発するだけであり、それは自分の子供の頃の経験で言わずもがなです。
親のふり見てといいましょうか、親が模範になる様に読書する習慣を見せれば、おのずと子供も本を読む様になるのではと考え、息子の目の前で読書する様に極力つとめました。
それが、1年間に100冊読もうと決心した理由です。
読書経験の無い私にとって、最初はきついものでした。2~3時間、読書し続ける事は苦痛そのものである事は言うまでもなく、自分自身との忍耐勝負であり、睡魔との戦いでもあります。
そんな時、成毛眞さんの『本は10冊まとめて読め』に出会いました。
いろいろな分野の本を、細切れに読んでみる。
最初に、吉川英治の『三国志』(全8巻)を読む。
劉備、関羽、張飛、諸葛孔明、曹操、董卓、呂布、孫権、司馬懿、登場人物が多く、殺し合いばかりで疲れてしまう。中国の地名もよくわからない。30分くらいで飽きてくる。飽きのくる前に、キリのいいところでやめる。
そこで、全く分野の違う中公新書『ゾウの時間、ネズミの時間』を読んでみる。理数系音痴の私には四分の一乗が理解できない。30分くらい経ったら本を閉じ、読むのをやめてしまう。
次に、『さおだけ屋はなぜ潰れないか』を読む。さらっと読んでみる。30分くらい経ったら、またやめる。
集中力の持続は30分くらいなのかもしれません。
『古事記』を読んでみる。成り成りて成り合わざる処に、成り成りて成り余れる処を、さし塞ぎてマグワイ云々カンヌン・・・・・変な事を想像する前にやめる。
瀬戸内寂聴の般若心経の本を読む。ハンニャハラミータ・・・・・ソワカ。また、やめる。
夏目漱石の『坊ちゃん』を読む。親譲りの無鉄砲で子供のころから損ばかりしている・・・・・。やめる。
『坊ちゃん』につづいて、著作名の似た星新一の『ボッコちゃん』を読んでみる。・・・・・・・・
この様に目先を次々に変えてゆくと、全然飽きない。
飽きる前に、さっとやめてしまう。
やめることで脳味噌もリセットされるので、眠気も退治出来る。
最初はこの方法で読書しました。
成毛眞さんの『本は10冊まとめて読め』は良い本だと思います。
しかし、最後の方で「40才、50才でそれなりの地位にない者は、今更何を読んでも意味がない。もう手遅れだ。」 という様な事が著されていたのには甚だ立腹しました。
「それならば」と思い、私は『20冊』まとめて読んでいます。
おかげで、私は、テレビは天気予報と『箱根駅伝』しか見なくなりました。
しかし、親の望みを裏切って、息子は相変わらず毎日テレビばかり見ています。
木乃伊取りが木乃伊になってしまったとはこういう状況を言うのですね。
本の調達先の7、8割は、専らブックオフの105円コーナーと東京神田神保町の秋の古本祭りです。
【注釈】(プロフィール投稿時、我が国の消費税は税率5%であり、現在8%となっております。それに従いブックオフの文庫新書版の棚は100円+消費税コーナーに変更しており、また単行本の棚は、108円~200円コーナーに変更済みです。本文の記載は、時代にそぐわない点もありますが、原典をそのまま記載しております。)
比較的綺麗なものを探して購入しています。線の引いてあるもの、蛍光ペンで彩られたものは駄目です。
私の尊敬する人のひとりである齋藤孝さんの三色ボールペンのおかげでしょうか。たまにそんなものを見つけますが、他人が線を引いた箇所があると変に先入観を持って読書してしまうのでよくありません。
線を引いてしまった本は古本屋さんに売りにいかないで、廃品回収業に出してトイレットペーパーと取り替えてお尻を拭いてください。
最近流行のエコロジーも、汚いものはリユースでなくリサイクルです。
本当に欲しいものは、新刊本を買っています。
書籍代は年間3~4万円くらいで抑えないと・・貧しい。
おかげでビールと焼酎はやめ、脂肪肝が治りました。自然治癒です。
ガンマGOTも、尿酸値も、血糖値も正常になりました。
陽の長い夏場は、土手や遊歩道を散歩しながら、汗をかきかき本を読んでます。読書はとても健康的です。・・・あとは、今 25 のBMIを 22 に改善するのが目標です。
昭和時代の古い文庫本は、文字が小さくてOUTですね。生命保険や損害保険の約款くらいの大きさの文字は読めません。文字を大きく印刷した新刊本を買う様にしています。
若い頃は、何の苦もなく読んでいたのでしょうが、今はもう、遠近両用眼鏡の世代です。
しかし、遠近両用眼鏡というものは日常生活ではとても便利ですが、読書には全く不向きですね。レンズの上部は遠方専用、下部は手許専用に作られているので、縦に文章を読み進めると途中でピントが合わなくなってしまいます。ピントを合わす為には、顔を上下運動させるか、もしくは本を上下させるしか方法はありません。
これでは大変疲れてしまいますし、読書は全く捗りません。
ですから、私は読書時とパソコン使用時専用の40cm附近に焦点距離の合った手許専用の眼鏡を使用し、自動車運転専用には視力左右1.5に矯正した遠く専用の眼鏡を使用、更に日常生活で頻繁に用いるものは遠近両用眼鏡と3本の眼鏡を常時使い分けて生活しています。面倒くさ・・・・・・
これが、老化現象というものだと改めて実感した今日この頃です。
ショウペンハウエルの『読書について』を読んで、古典を読もうと心懸けています。
音楽でも、いま『キャン・ユウ・セレブレート』や『オートマチック』を街中で耳にする事はありません。時間とともに色褪せてしまっているようです。
好きだった『聖母たちのララバイ』や『すみれ色の涙』など巷で聞けないのはとても残念です。
それに対し、銀行のロビーでも、ホテルのラウンジでも、書店でも、喫茶店でもモーツァルトのコンチェルトやセレナードは流れている。オリジナルの演奏やインストラメンタル調、或いはJAZZ風にアレンジされたものもあるけれど、1日5回くらいは耳にします。
モーツァルトの作曲した約700曲のほぼ全曲がCD化され、彼の音楽は、250年の歳月を経過しても全く輝きを失わない。
芸術とは時間を超越して存在するものであり、古典とはそういうものだと思います。
読書でも。
デカルトの『方法序説』
ニーチェの『ツァラトゥーストラ』
シェークスピアの『ハムレット』
ルース・ベネディクトの『菊と刀』
田山花袋『蒲団』
紫式部の『源氏物語』
九鬼周造の『いきの構造』
丸山真男の『日本の思想』
・・・・うつら うつら ・・・・
それから、新書や小説を読んでいて、理解できない文章によくぶつかります。
中学、高校時代、勉強をせず育ってきた私は、基本的な知識が身についていないようです。世界史や政治経済などを理解していないと真の意味が理解できない事が多く、ロジカルに文章を掴むためには現代国語をマスターしていないと意味不明に陥ります。
佐藤優さんも、鎌田浩毅さんも、高等学校の教科書の重要性を述べられておりました。今からでも教科書を読む価値はあり、読めば読書の幅も大きく広がると思います。
ただ、教科書を何処で購入すればいいのかで困りますね。私は、東京神田神保町の三省堂書店で購入します。小学校から職業高校のものまでそろっています。直接出版社でインターネットでも買えるようですが・・・・
教科書は、一般的に安価なのがいいですね。山川の日本史、世界史は700円台です。数学、物理、化学は難しいので、社会科から読み始めています。
保健体育とか、美術とかも面白いかも・・・・です。
今流行の「学びなおし」という事なのかもしれません。
今、一番困っている事は、本の収納先であります。
部屋が狭い。実際には数えた事はありませんが2000冊以上の本を、どこに収納してよいか困っています。70平米くらいの分譲マンションでは本を置くスペースなど考えて作られていない為、家族から大顰蹙の嵐です。
嘗ては、書棚3本に入れておりましたが、平成23年3月11日の震度六弱の大地震で一本は倒れ、一本は壊れました。ちなみに、家財の地震保険は一部損ですがおりました。損保JAPANさん、ありがとう。
本は雪崩状態で散乱し、今は段ボールに箱詰めしています。私の住まいは7階です。
本を沢山持っている人は、免震装置のついた家に住んだ方がよいですね。本の下敷きになって、本と心中しそうな私です。
最後に私の夢でありますが、死ぬまでに1冊本を書き上げたいと思っています
未だ、何の草稿もテーマも決まっていませんが漠然と本を書きたい。
自分自身、全くと言っていいほど財産も地位も名声もありません。
・・・自身の姓名をインターネット検索すると、何もヒットしない事であまりにも社会に埋没した人生を送っている事が甚だ理解できます。
私が他界した後10年も経てば、私を偲んでくれる人は極僅か、20年も経てば身近な親族のみが在りし日の私を覚えている程度。30年も経てば誰も全く私の名前さえ知らない。これは、おそらく事実でしょう。
そんな時、もし古本屋に私の著作が並んでいたら、たとえブックオフの100円コーナーでもいいから、私に著作が存在していたら、未来において過去の私の存在を顕示出来る。生きていた「証」が出来るのではないか。
そんな不純な動機で本を書きたいと考えています。
今後、読書の習慣を継続し、自分自身の「引出し」を増やしてゆき、本を書ける程の才能と根性を身に付けたいと思います。
・・・無理かな?・・・とほほ。・・・ぶほほ。
全く中身のなく、ただただ長々のプロフィールを、最後までお付き合い下さいました諸氏に対し、心より感謝の意を表すとともに敬意を表します。
どうも有難うございました。今後ともよろしくお願い申しあげます。
読者の皆様へ
平成27年5月、誠に勝手ながら、月読命は、この年齢になってから、いくつかの検定試験を受験しようと決心いたしました。(FP、宅建士、マンション管理士)
今まで読書時間にあててきた時間を、今後は学習時間とすることとしました。つきましては、約5年間続けてきた読書メーターを、一時中断する事といたしました。
合格、あるいは不合格の通知が来たのち、また皆様にお会いできることを楽しみにしております。
ペースは落ちますが、本を読み終えたら ときたま、立ち寄らせていただきます・・・・
平成29年12月31日、来年から読書を再開することに決めました。
結局、2年間で合格したのは、FP技能士3級と、生命保険専門課程試験、電話対応技能検定試験3級だけ、2回受験した宅建はみごとに落ちました。
やはり、子供の時からの試験嫌いは治っていないようで、前頭葉だか海馬だか何だかよくはわかりませんが、物事を記憶しようという回路は全く機能せず、すでに破壊されているようです。ですから、また、なんとなく、日常の読書の世界に舞い戻りたいと思います。
どうぞよろしくおねがい申しあげます。
平成30年1月1日 今年の目標
①現在【読んだ本】506冊中、【感想のない本】30冊存在するので、記憶を呼び起こして、あるいはさらっと読み返して、【感想・レビュー】欄に投稿し、投稿率100%とする。
②自分の部屋の段ボール積みの本、あるいは床に散乱している本を整理整頓する。
③ツンドク本を少しでも撲滅するよう努力する。
④【今読んでる本】が40冊になってしまったので、本来のキャパシティ20冊に収める。
⑤本は極力購入しない。
⑥読むに値しない本は捨てる。あるいはブックオフに売却する。
⑦今まで達成できていない本来の目標、年間100冊を達成する。
⑧2018年1月発足させた【年間100冊本を読む事が目標の集い】の参加メンバーを100人にする。
①~⑧全てできそうもない目標ではあるが、このうち1つでも達成する。
【 お詫び 】
平成30年1月、コミュニティ【年間100冊本を読む事が目標の集い】を立ち上げました。みんなで読書に勤しみ、各々年間100冊の本を読破できるようにとの思いで発足したコミュニティで、120人余りの仲間で励ましあいあう画期的な?会でした。
しかし6月、管理人である私のPC操作の誤りでコミュニティの削除ボタンをクリックしてしまったためコミュニティが閉鎖となり、すべてが水泡となってしまいました。多くのご参加してくださった方々に対し心よりお詫び申し上げます。
なお、年が変わりましたら新たな気分で新しいコミュニティを立ち上げたいと考えております。
【 履 歴 】
平成25年1月30日 今まで愛用してきたユーザーネーム『みほちゃん』を『月讀命』(つくよみ)に変更させて戴きました。
平成25年4月9日 今まで愛用してきたプロフ写真を、『月の写真』に変更させて戴きました。
写真は、読書メーター『みんなのつぶやき』に掲載されていた某M氏の『月の写真』を、許可のうえ使用させて戴きました。(事後承認)
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