好きな本のジャンルは問いません。
ただ自らの傾向を見てみると「謎を解明する」という部分を物語のキーポイントにしているような本を読む事が好きなようです。
本には読むべきタイミングがあり、そのタイミングを間違えると、どんな名作も駄作になってしまう可能性を秘めていると思います。人の出会いと同じく本との出会いもタイミングが合うと幸せを感じます。
一応、評価というものを付けていますが、自分の為のメモ書きのようなものです。また、一度目に読んだ本が二度目には色あせて見えたり、その逆があったりという事も良くあります。10歳の時に読んだ本が60歳になっても同じように面白いとは思いません。
本の面白さとは『本の内側』である内容・表現と『本の外側』である読み手の心境・環境が合致した時に生まれるものだと思っています。
ただ、自分自身の感情(楽しい、嬉しい、悲しい、恐ろしいetc)が突き動かされるような作品が好きです。スポーツもの、青春もの、推理もの好きです。叙述トリックも歓迎です。
『個人的に好きな作家先生』(敬称略)
■辻村深月:繊細な感情描写と物語の構成が芸術的で読み始めると止まらない
■森博嗣:小説に物事の本質的な考え方が丁寧に織り込まれた面白さ
■米澤穂信:読みやすい文章と推理に甘さと苦みが混ざり合う。個人的に肌が合う
■宮部みゆき:少年を主人公にした作品が好き。心理描写に鳥肌が立つ作品も
■金城一紀:疾走感の心地よさ。いつどこで読んでも青空をみて叫んでる気持ちになる
■飛鳥井千砂:驚くほど文章が肌に合う。感情移入出来る。不思議
■誉田哲也:女性主人公の芯の強い魅力が素晴らしい
■高田郁:人情話が胸に来る。読むと恩と情を大切にしようと思える作品
■小川洋子:文字の羅列なのに美しい風景を見ているような清らかな文章
■上橋菜穂子:ファンタジー世界をリアルな心情と歴史で描く。震えるほど興奮する作品たち
■津村記久子:切実さの中に独特の面白味がある文章がずっと心地よい
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