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ユウヤ
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ユウヤ
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経覚と尋尊の観察を軸に、両者の個性の違いも含めて話が展開する。応仁の乱といえば京都に視点が集中するが、冒頭から大和国、興福寺が取り上げられており、目から鱗が落ちた。その後の近江、河内への出兵も含め、混乱の火種は周辺からもたらされる。やはり京都は権力の貸座敷。また高校日本史の教科書に出てくる名前が多々あるが、その中で見直したのが義政。無定見とはいえ、彼なりに自我を通し事態の収拾に努めている。引きこもりの文化人将軍(p233)なりの分を弁えた振る舞いか。いずれにせよ支配階層は自滅した。戦国時代も深く学びたい。
ユウヤ

270ページ参照。徳政令が土地所有関係を整理し直すという意味で検地に通じる面がある。なるほど!

02/19 18:10
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0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2013/05/05(4344日経過)
記録初日
2013/01/29(4440日経過)
読んだ本
595冊(1日平均0.13冊)
読んだページ
174119ページ(1日平均39ページ)
感想・レビュー
558件(投稿率93.8%)
本棚
59棚
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