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nagoyan
さんの感想・レビュー

nagoyan
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優。前著「日中関係」も読んだはずなのだが…。さて、中国の台頭に輝かしいアジアの世紀の未来を感じていたのは、今は昔。リアリズム外交と国家主権のもと、国際社会において中国は「大国」としての権益主張ばかり行い、大国として求められる振舞いには無頓着であるかのようだ。本書は、中国外交の変わらぬ点、変貌した点を、極力冷静に見つめようとする。とはいえ、「おわりに」で昭和天皇の戦争責任等に言及する件は唐突な印象がぬぐえない。赤裸々な自国優先主義のリアリズムに徹する中国に、戦争責任論・道徳論はただの自己満足に終わらないか。
0255文字
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nagoyan
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読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/15(5518日経過)
記録初日
2009/06/15(5671日経過)
読んだ本
933冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
281232ページ(1日平均49ページ)
感想・レビュー
805件(投稿率86.3%)
本棚
49棚
性別
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