はたまき
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プロローグの後、理帆子のつぶやくような語りで日々の高校生活が描かれる。独りになることを恐れるのか、自らの内面を切り離し周囲とつるむ。処世術としてやむを得ないのだろうが、周りを見下している感じが気持ちの良いものではない。ある日、図書館で写真を撮らせて欲しいと先輩らしき別所あきらから話しかけられる。理帆子は、大好きな藤子・F・不二雄先生とドラえもんのことを、あきらの前では話すことができる。本の話をしているときの理帆子は魅力的だ。一人の人間にこんなに違う人格が共存できるのかと思うが、これが当然なのかもしれない。

凍りのくじら (講談社文庫つ 28-5)辻村深月

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あらすじ・内容

ナイス ★17

コメント(2)2017/09/30

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46お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

登録日: 2016/10/23（3061日経過）
記録初日: 2016/10/21（3063日経過）
読んだ本: 178冊（1日平均0.06冊)
読んだページ: 60174ページ（1日平均19ページ）
感想・レビュー: 117件（投稿率65.7%）
本棚: 13棚
性別: 男

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