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サリー
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サリー
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ネタバレ日本古代神話ファンタジーかと思えば、十二国記のような創作世界の話だった。しかも、完全なるミステリー。最初から結末まで丁寧な筆致で粗さがなく、これが二十歳の作品だというのだから凄い。小説は基本的に語り手に感情移入してしまうものだが、そこを逆手に取られた。見直してみれば、なるほど自然な形で、あせびから他の語り手へと視点が流れている。それによってもたらされる、あせびの「空白」。語られなかった間が、物語に重大な結末をもたらす。面白かったが、語られなかった部分が多いのも事実で、次作への布石としての一巻目という印象。
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サリー
さんの最近の感想・レビュー

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夜の写本師

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天地明察

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読書データ

プロフィール

登録日
2008/10/24(5934日経過)
記録初日
2008/10/16(5942日経過)
読んだ本
154冊(1日平均0.03冊)
読んだページ
37058ページ(1日平均6ページ)
感想・レビュー
142件(投稿率92.2%)
本棚
0棚
性別
血液型
B型
現住所
東京都
自己紹介

マイペースな読書記録として使っています。
2020年はインプットの年にしたい。

人生の目標として、司馬遼太郎の「街道をゆく」は制覇したいところ。

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