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悠人
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プールでの水難事故に遭ってから娘が一向に目を覚まさないことから、担当医師は臓器提供の話を両親にもちかけた。一旦は医師の提案を受け入れて臓器提供の最初の手続きである脳死判定に臨んだ両親だったが、直前になって娘の手が動いたように感じたために、娘には意識があると思い込んで翻意した。それから三年以上にわたり、両親とその家族は娘を看病した。娘と似た境遇にある子供の脳が完全に融解していることがあるという医師の話に鳥肌が立った。同時に、一体どうしてか、それまで両親に抱いていた同情心は薄れ、嫌悪感で胸が一杯になった。
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読書データ

プロフィール

登録日
2018/03/18(2491日経過)
記録初日
2018/03/17(2492日経過)
読んだ本
30冊(1日平均0.01冊)
読んだページ
12080ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
7件(投稿率23.3%)
本棚
0棚
性別
職業
小/中/高校生
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