読書メーター KADOKAWA Group

ろば
さんの感想・レビュー

ろば
新着
19年刊、現代の都市大阪を紹介。全9章で、キタやミナミ、飛田新地や釜ヶ崎、梅田と難波・新世界、そして臨海地区の開発など、大阪の特徴ある街を分析する。著者は地理学の専門家とか、人文地理の視点で大阪を見直す。ゲニウスロキ・地霊という言葉を使っているので鈴木博之『東京の地霊』を意識しているのかも知れないが、紹介されるのは大衆文学や新聞記事で、歴史資料がなく深みに欠ける印象も。また高層ビルへの批判の一方で建築に対する関心は少ない様子、混沌とした都市大阪の全体的構造が見えてくるとありがたかったのだが。
0255文字
全0件中 1-0 件を表示

ろば
さんの最近の感想・レビュー

知識人の生態 (PHP新書 2)

知識人の生態 (PHP新書 2)

西部 邁
96年刊、似非知識人のありようをあぶり出し、真の知識人となることの困難さを切実…続きを読む
市民とは誰か: 戦後民主主義を問いなおす (PHP新書 22)

市民とは誰か: 戦後民主主義を問いなおす (PHP新書 22)

佐伯 啓思
97年刊、当時マスコミを賑わせていた「市民」という概念を疑い、その実態を浮き彫…続きを読む
経済学の終わり: 豊かさのあとに来るもの (PHP新書 33)

経済学の終わり: 豊かさのあとに来るもの (PHP新書 33)

飯田 経夫
97年刊、当時盛んだった市場中心主義の経済思潮を鋭く批判する。見えざる手を発見…続きを読む
経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ (講談社現代新書 2171)

経済学の犯罪 稀少性の経済から過剰性の経済へ (講談社現代新書 2171)

佐伯 啓思
再読。12年刊で、リーマンショックで日本も動揺していた時期にあたる。当時(今も…続きを読む
アホの壁 (新潮新書 350)

アホの壁 (新潮新書 350)

筒井 康隆
10年刊、著者は1934年生まれでこの時77歳、現在91歳だが、若々しい文章や…続きを読む
時効の果て 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)

時効の果て 警視庁追跡捜査係 (ハルキ文庫)

堂場瞬一
21年刊、文庫書き下ろし。全3章で、序盤は31年前のバラバラ殺人事件と、それと…続きを読む

ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/06(3702日経過)
記録初日
2015/02/01(3707日経過)
読んだ本
1471冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
457385ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1471件(投稿率100.0%)
本棚
14棚
性別
自己紹介

 読書記録のために読書メーターを利用させてもらっています。おかげで同じ本を購入するようなダメ習慣が減りました。手当たり次第に本を手に取っていますが、気づいてみると、三島由紀夫、藤沢周平、逢坂剛の三人の文庫本はほぼクリアーしました。気晴らしにミステリを楽しみ、娯楽として日本史の本に手を出すことが多いようです。

読書メーターの
読書管理アプリ
日々の読書量を簡単に記録・管理できるアプリ版読書メーターです。
新たな本との出会いや読書仲間とのつながりが、読書をもっと楽しくします。
App StoreからダウンロードGogle Playで手に入れよう