昨日今日と小雨が降りましたが、気温は高めになり、寒さでこわばっていた筋肉がほぐれていくようです。近所の公園では桜が開花していました。ユニクロに出かけて春物でも仕入れたい気分です🌸
☆ 横レス失礼します。ご感想にあるとおり、この作品は警察という組織とそこに属する人々に焦点を置いていると思います。駄文失礼。
→博覧強記で多くの受賞歴がある論客だが、保守派としての顔は最後にわずかに覗かせる程度。世間に迎合しない「知識人」として生きていく宣言の書であるように思えた。決して非常識な人ではなかったことがよく伝わります。
→この本が出てから約30年、そういえば市民の語は一時期より影を潜めたが、本書の影響力も少なからずあったのだろうか。歴史そのものでなく、歴史観の重要性を説いて、西欧と日本の歴史の見方を教えられた気がする。戦後歴史学を正面から批評していて、こういう本が読みたかったのだと改めて気づいた。
経済活動を説明する文化人類学の業績や古典経済学史についての要約が秀逸で、資本主義の過剰性を問題とする提言にも説得力がある。流行する経済学を批判することで資本主義や産業社会の限界に対する批判は重い。リーマンショックから10年以上を過ぎた現在でも十分に通用する議論で、少しも古びたところがない。これ、名著ではないでしょうか。
読書記録のために読書メーターを利用させてもらっています。おかげで同じ本を購入するようなダメ習慣が減りました。手当たり次第に本を手に取っていますが、気づいてみると、三島由紀夫、藤沢周平、逢坂剛の三人の文庫本はほぼクリアーしました。気晴らしにミステリを楽しみ、娯楽として日本史の本に手を出すことが多いようです。
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☆ 横レス失礼します。ご感想にあるとおり、この作品は警察という組織とそこに属する人々に焦点を置いていると思います。駄文失礼。