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ろば
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ろば
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91年刊、中学年向け児童書。センダンの木の精「こだま」と少女の物語。紙すき職人の家に生まれた「はづき」はやがて高校に行くために家を離れ、最後には町の帽子屋に嫁入り。その長い年月、こだまはずっと彼女を想い続けるが、最後、台風でセンダンが倒れ「こだま」が息絶えた後、初めてはづきの元に帰ることができる。ある時期まで児童文学で影響を持った左翼的雰囲気や教育的思想は全くなく、少女を見守ったこだまの想いを自由に、のびのびと語っている。小学生向けだが、不覚にも最後の場面で泣いてしまった。
0255文字
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さんの最近の感想・レビュー

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読書データ

プロフィール

登録日
2015/02/06(3702日経過)
記録初日
2015/02/01(3707日経過)
読んだ本
1471冊(1日平均0.40冊)
読んだページ
457385ページ(1日平均123ページ)
感想・レビュー
1471件(投稿率100.0%)
本棚
14棚
性別
自己紹介

 読書記録のために読書メーターを利用させてもらっています。おかげで同じ本を購入するようなダメ習慣が減りました。手当たり次第に本を手に取っていますが、気づいてみると、三島由紀夫、藤沢周平、逢坂剛の三人の文庫本はほぼクリアーしました。気晴らしにミステリを楽しみ、娯楽として日本史の本に手を出すことが多いようです。

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