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nagoyan
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優。「第三世代」である著者は「伝記論的転回」によるヴェーバー解釈を試みる。著作以外の書簡等から現れたヴェーバーの考えを追うことにより、ヴェーバーの思想を捉えなおそうとするものである。さて、本書は大塚などによって紹介されたヴェーバー、それは当時の一方の支配的潮流であったマルクス主義とは一線を画しつつも、進歩主義的であり、知的に誠実な偉大な知識人という像を打ち砕く。著者の結論、ヴェーバーのテーマは人間の「主体性」の追求だったかどうかの是非は、正直、本書からだけではわからなかった。むしろ、複雑というのが答えか。
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読書データ

プロフィール

登録日
2009/11/15(5519日経過)
記録初日
2009/06/15(5672日経過)
読んだ本
933冊(1日平均0.16冊)
読んだページ
281232ページ(1日平均49ページ)
感想・レビュー
805件(投稿率86.3%)
本棚
49棚
性別
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