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普通の人は民主主義なぞ望んでいない。自分に与えられた特権を死守する方を望むのだ。特権を持たぬ少数派が同等の権利を求めて声をあげた時、己が既得権益を削ってでも平等化を推し進めてこその民主化だが、本心では誰しもイヤだと思うだろう。だがそこを我慢してでも推進すべきなのは、仮に自分が少数派となった場合、多数派と同じ権利を堂々と主張できるようにするためだ。だが「もしも自分が少数派だったら」と想像できない人は平等な社会は自分が損をするだけとしか思わない。その浅薄な考えを美化し正当化して大衆に見せつけたのがヒトラーだ

ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか——民主主義が死ぬ日 (亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズIII)ベンジャミン・カーター・ヘット

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あらすじ・内容

コメント(0)2021/05/16

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14お気に入られ 2月の読書メーターまとめ

登録日

2018/01/21（2601日経過）

記録初日

2018/01/05（2617日経過）

読んだ本

644冊（1日平均0.25冊)

読んだページ

198943ページ（1日平均76ページ）

感想・レビュー

632件（投稿率98.1%）

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