建築に絡めた土地因縁ホラー（？）一度読み始めると止まらなくなる。理由も必然性もなくただ理不尽に祟られる感じ、人間の力ではどうしようもない引力っぷりがすごくよかった。おかしくなっていく様子が真に迫っているというか、正気と狂気の境目って本当にこんな感じなのかも…と思わせるような筆力ですごい。話のたたみ方もかなり好み。えーー！良い！！夢に見そう！！

建築に絡めた土地因縁ホラー（？）一度読み始めると止まらなくなる。理由も必然性もなくただ理不尽に祟られる感じ、人間の力ではどうしようもない引力っぷりがすごくよかった。おかしくなっていく様子が真に迫っているというか、正気と狂気の境目って本当にこんな感じなのかも…と思わせるような筆力ですごい。話のたたみ方もかなり好み。えーー！良い！！夢に見そう！！

破天荒で破滅的な私小説を書き最後の文士と呼ばれた男が死んだ。するとこの私小説を書いたのは実は男の弟だったという過去が明らかになってきて…という話。疲れと面白さが同じくらいのしかかってくる作品でした。全員に共感できなくてなかなかカロリー高かったです。終盤は、あ…そういうこと？からのどういうこと〜？！見事にブンブン振り回されて楽しかったです。