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2025年1月の読書メーターまとめ

ぽてち
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感想・レビュー
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ナイス
658ナイス

2025年1月に読んだ本
13

2025年1月のお気に入られ登録
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  • Hiro

2025年1月にナイスが最も多かった感想・レビュー

ぽてち
大好きな小川さんの作品だが、満洲を舞台にした半世紀に及ぶ歴史ものということで躊躇していた。サイン本を書店で見つけて、購入するかどうか悩んだ挙句、見送ったこともある。さすがにあの厚さの単行本を職場で読む気にはならなかった。毎日ちまちま読んでも一向に進まない。細かく章が分かれていて、登場人物も多い群像劇。地名、人名ともルビが振られているが、すぐに忘れてしまう。苦戦。ただ、思っていたような歴史ものではなくて、ちょっと不思議な読後感だった。やっぱり小川さんはSFの人だったと再認識した。第168回直木賞受賞作。
が「ナイス!」と言っています。

2025年1月にナイスが最も多かったつぶやき

ぽてち

(^^)v

(^^)v
もぐたん
2025/01/31 19:30

おお〜👏🎊

おつぼねー
2025/02/01 09:39

おめでとうございます🎉 今回、芥川賞候補&直木賞候補、すべて未読でした。まぁ全部読了でも当たらなかったと思いますが…笑

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2025年1月の感想・レビュー一覧
13

ぽてち
キングのデビュー50周年を期に、日本オリジナルで編まれた作品集。初訳の「浮かびゆく男」、新潮文庫で訳出されたが非売品だった表題作、アーティストハウスから単行本として刊行された「ライディング・ザ・ブレット」の3篇を収録している。ぼくにはどれも初読で新鮮だったが、リチャード・マシスンへのオマージュに満ちた「浮かびゆく男」がたまらなくおもしろかった。表題作は意外な謎解きミステリーだがいまいち。「ライディング〜」はキングらしい作品ではあるものの満足度は低い。
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ぽてち
大好きな小川さんの作品だが、満洲を舞台にした半世紀に及ぶ歴史ものということで躊躇していた。サイン本を書店で見つけて、購入するかどうか悩んだ挙句、見送ったこともある。さすがにあの厚さの単行本を職場で読む気にはならなかった。毎日ちまちま読んでも一向に進まない。細かく章が分かれていて、登場人物も多い群像劇。地名、人名ともルビが振られているが、すぐに忘れてしまう。苦戦。ただ、思っていたような歴史ものではなくて、ちょっと不思議な読後感だった。やっぱり小川さんはSFの人だったと再認識した。第168回直木賞受賞作。
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ぽてち
2002年に新潮文庫から刊行された同書を全面改稿した作品だそうだ。そちらは未読のため、違いはわからない。離婚した母と、文句ばかり言い続ける兄と共に、週末の小旅行でハイキングに出かけた9歳のトリシア。歩きながらも言い争う2人から、ある理由で離れたトリシアは道を見失い迷子になってしまう。そこから始まる少女のサバイバル譚だ。キングお得意の超自然要素は封印されてはいないが、あからさまな形では登場しない。少女の空想と幻覚の範囲である。トム・ゴードンは実在の大リーガーだ。
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ぽてち
『われら闇より天を見る』で心を鷲掴みにされた著者の最新作……と思ったら、邦訳順だけの話で、実際は2017年に刊行された第2作ということになる。紛らわしいな。しかも積読が長くて、購入後8ヶ月も経過してしまった。一度は取り掛かったものの、30ページほどで挫折した。今回も登場人物の多さと説明不足に難儀したが、100ページを超えたあたりから俄然おもしろくなって一気読み。連続少女誘拐事件をメインにした群像劇だ。解説にもあるとおり、未読の方のためにこれ以上の内容は書けない。
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ぽてち
「眠れない夜は、」という書き出しから始まる10篇のショートショートを収録した作品。大きめのフォントサイズ、広めの行間も相まって、小説というよりは詩を読んでいるような印象だった。青山美智子さんとU-kuさんのコラボが素晴らしかった『マイ/ユア・プレゼント』のように、イラストを担当された西淑さんとのコンビネーションがとてもよかった。
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ぽてち
2022年1月に刊行された単行本に加筆修正のうえ文庫化されたそうだ。単行本は未読のため違いはわからない。サカキ・エージェンシーという探偵事務所を経営する父を持つ榊原みどりが主人公の5篇で構成された連作短篇集だ。2002年の春に始まり2018年の春で終わる。初登場時のみどりは高校生で探偵ではない。その後、年月の進行と共に彼女の立ち位置が変化していくが、性格は揺らがないのがおもしろい。ミステリーとしては派手なものではないけれど、日本における探偵小説はこのくらいがちょうどいい。
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ぽてち
SAO以上にハードなゲーム(であり現実でもある)世界に閉じ込められてしまった雪花小学校6年1組のサバイバル記。いつものことながら前巻までの内容をすっぱり忘れていて、承前で始まる冒頭シーンからまったくついていけない。まあどうにかなるだろうと読み進めるものの、記憶は戻らなかった(;´д`)トホホ…。驚いたのはいとも簡単に人が死ぬこと。これ、あとで蘇生できるのかなあ……? うっすらと世界観を思い出したところで読了。わからないなりにおもしろかった。
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ぽてち
ぼくは今年還暦で緑内障持ち、裂孔原性網膜剥離で手術を経験している。20年近く、3ヶ月に一度眼科に通っている。本書は“目”という非常に大事な器官を守るための基礎知識、注意が必要な症状などをわかりやすく解説していて好感が持てる。ただ、いくら知識を増やしても、実際に眼科を受診しなければ意味がない。本書を読んで、多くの人(特に40代以上の方)が症状がなくても眼科に足を運んでもらえればと思う。著者は北海道士別市で眼科を開院している現役の医師だ。本書を読み終え眼科のHPを訪れると、やさしそうな笑顔の著者の姿があった。
ぽてち
2025/01/06 21:19

刊行日 2025/01/14、NetGalleyにて読了。

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ぽてち
84歳になったスカダーが出生から35年間の人生を振り返る自伝。本書においてスカダーは実在の人物であり、これまでのシリーズは彼の経験を基にブロックが書いた小説という設定のメタ・フィクションだ。実際にブロックとスカダーがやりとりする場面もあるからややこしい。シリーズではあまり触れられていなかったスカダーの両親、生後すぐに亡くなった弟の存在、学生時代、警察官としてのエピソードなどが淡々とした筆致で描かれている。『八百万の死にざま』を刊行直後に読んでから約40年の付き合いだが、どうやら本書で読み納めとなりそうだ。
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ぽてち
福岡県かなた町の小学校が廃校になることが決まり、さまざまなイベントが行われることになった。町ぐるみで行う秋祭りで振る舞われる料理を作る母親たちをメインにした5篇で構成された連作短編集だ。第1話の書き出し「担任の先生のセックスを見たことがある。」にドン引きし、以後の話もセックス絡みが多くてうんざりした。連作とはいえ、まったく同じ場面、同じ会話を、視点を変えることで繰り返すのも手抜きにしか思えなかった。地方ゆえの息苦しさや、女性であるだけでの生きづらさを描いた作品だけど、違和感は最後まで拭えなかった。残念。
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ぽてち
いよいよ最終巻である。上巻、中巻で描かれてきた様々な出来事が、ワーテルローの戦いでクライマックスを迎える。キングズブリッジからこの戦争にすっ飛ぶのはいささか無理があるかと思いきや、稀代のストーリーテラーであるフォレットの手にかかればなんの違和感も感じさせない。それぞれの思いが絡んだ愛憎劇も一応の決着を見る。まあ、これはちょっと甘いかなあ……。訳者あとがきによれば、本シリーズはこれが最後となるそうだ。1991年に刊行された『大聖堂』から35年、ほぼリアルタイムで読み続けてきたので感慨深い。
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ぽてち
中巻では上巻に引き続き1795年から1805年までのキングズブリッジでの出来事が描かれていく。長引く戦争による物不足とそれに伴うインフレ、産業革命の影響で職を失う人々の苦悩などがメインだ。労働者は労働組合を作り経営側と渡り合うが、彼らをあざ笑うかのような法律が施行されてしまう。そんな状況下で育まれる様々な形の愛は、ただ一つの希望の光なのだろうか。
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ぽてち
『大聖堂』から始まったキングズブリッジ・シリーズの完結篇。舞台となるのは18世紀末のキングズブリッジで、そこに生きる人々の姿を活写した歴史エンターテインメントだ。フォレットお得意のパターンは健在で、善悪ははっきりしているし女は強い。ただ、これまでの作品とやや異なるのは、特定の主人公がいない群像劇(これは3・4作目も)であり、彼らに明確な目標がないことだろうか? こっそり目次を覗いてみると、下巻では、有名なあの戦争が描かれるらしい。産業革命や多くの戦争という激動の時代を、庶民の目線で追った作品なのかな。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/05/13(2107日経過)
記録初日
2017/08/13(2745日経過)
読んだ本
1469冊(1日平均0.54冊)
読んだページ
446236ページ(1日平均162ページ)
感想・レビュー
1469件(投稿率100.0%)
本棚
4棚
性別
現住所
千葉県
自己紹介

本と映画と音楽をこよなく愛する50代のおっさんです。記憶力の減退と、読書スピードの低下が悩みの種……(¯―¯٥)。
ラノベから純文学まで、小説を主に読んでいます。
映画は新作のみつぶやいています。すべてのレビューは https://filmarks.com/users/SPB72xZbbgD8K6U にアップしています。よろしくお願いします。

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