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桜乃
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クリスマスが来るたび読み返す本。 最初に手にしたのは、バージニアと同じ位の年頃だったと思う。子供の頃にこの話を読めて良かった。 サンタクロースも妖精も、自分が見たことがないからといって「いない」ことの証明にはならない。幾つになっても見えないものを心のどこかで信じていていいんだと、勇気を貰った。 「もしいたら楽しいな」を信じ続けていられるのは、この本のおかげ。
0255文字
桜乃
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幕末よりも少し前、将軍徳川家斉の世を舞台にした時代小説。下総古賀藩の下士だった小松尚七が、雪への並々ならぬ探求心を見出され蘭学の道へと進む物話。 鎖国下ながら海外からの人・モノ・学問などが次第に押し寄せる時代。歴史の教科書でもなじみのある事件が身近なものとして描かれ、読み応えがあった。 主人公をはじめ、雪の不思議に魅入られた藩主・土井利位や彼を支える辣腕の側近・鷹見十郎左衛門忠常などが実在した人物であるのにも驚かされた。物事への向き合い方・活かし方が対照的な主従で、それ故に支えあえる様にあこがれる。
0255文字
桜乃
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学生時代に参考書として購入した本の再読。 タイトル通り仏教・キリスト教・イスラム教の概要についての入門書。開祖、聖典・経典、協議の内容、宗派、死生観など大まかな情報をひと通り網羅している印象。 「宗教」というと縁遠いことのように感じてしまいがちだが、日常生活や創作物などを通して知らず知らずのうちに触れている名称や概念の多さを改めて認識できた。
0255文字
桜乃
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身近にいる誰かが放つまぶしさに気圧されて、自分はああはなれないとあきらめてしまう。そんな人々にスポットを当てた短編集。6編のうち3編は既刊「スコーレNo.4」とのつながりを感じさせる話でもある。 宮下奈都さんの描く物語は「なんでもないうつくしさ」に溢れているなと思う。はっとさせられ、我がことのように沁みる。本文でも語られているが、言葉にするときの「大事な何かを端折ってしまうような」感覚を真摯な手つきで掬い上げてくれるのだ。 「手を挙げて」「あのひとの娘」「まだまだ、」「なつかしいひと」が特にお気に入り。
0255文字
桜乃
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NHK「100分de名著」を機に手に取った。筆者は共同幻想・対幻想・自己幻想の三つの概念を柱として提示。これを以て国家や風俗、宗教、法、民俗学領域といった幅広い分野へ拡張し、「古事記」や「遠野物語」を引きつつ論じている。なお、各論は禁制・憑人・巫覡・巫女・他界・祭儀・母制・対幻想・罪責・規範・起源の十一章に分けて展開。マルクス、フロイトをはじめ国外にて端を発した多くの論にも知見と理解を求めており、辞書を突き合わせてなんとか最後まで通読した。一読したのみでは理解が追い付いていない。いずれ改めて読み直したい。
0255文字
桜乃
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平治の乱ののち伊豆へと流された若き日の源頼朝を主役とする歴史ファンタジー。一族が滅びの淵に立たされ、寄る辺ない少年の彼が如何にして伊豆の地に落ち着いたのかを、中世の神話世界と絡めて描いている。異郷で神仏の導きを得て試練を克服するという点においては貴種流離譚とも読める。もっとも、頼朝本人が頭角を現すのは描かれぬその後の話なのだが。 なお、物語で重要な役割を果たすのが、著者の前作「風神秘抄」で主役となった二人。未読でも一冊の物語として問題なく読めるが、先に読んでいるとまた違った感慨があるのでお薦めしたい。
0255文字
桜乃
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江戸時代に生まれた日本のカットガラス「切子」の歴史をたどる入門書。 全ページフルカラーで、最古のガラス発掘例から伝統を現代に受け継ぐ職人による作品まで様々な切子の世界を楽しめる。待ち時間で手軽に読めるので、漠然としか認識できていなかった「切子」の世界を知るきっかけになった。
0255文字
桜乃
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数年越しの再読。青春小説かと思いきや、かの「銀河鉄道の夜」を読んだときの感覚に近いような壮大さとせつなさ、暗い夜に瞬く星を見つけたときの希望を思わせるすこし・ふしぎな物語。 あったかもしれない未来と、なかったかもしれない過去の狭間に揺蕩う「星空・レディオ・ショー」。第一章から四章まで、各々異なる語り手の物語を追ううち、点だった星が星座を成すように世界の謎が明らかになってゆく。せつなくも美しいことばの宇宙に浸り、ある奇跡を抱きしめる。ことばと物語を味わう幸福をしみじみと感じさせてくれる小説だった。
0255文字

読んだ本
37

読んでる本
6

積読本
234

読みたい本
41

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読書データ

プロフィール

登録日
2019/06/13(2119日経過)
記録初日
2019/06/07(2125日経過)
読んだ本
37冊(1日平均0.02冊)
読んだページ
8703ページ(1日平均4ページ)
感想・レビュー
22件(投稿率59.5%)
本棚
9棚
外部サイト
自己紹介

ふと手が伸びて、そのとき読みたいものをのんびりと。
流行り廃りやジャンルはそれほどこだわりなく、興味を持った本から濫読しています。
感想なども誰かにお薦めというより備忘録のつもりで書いています。

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