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半分を過ぎた辺りから、謎解きよりも子どもたちがどういう方向へと行き着くのか。作者の他作品的言い回しをするなら「魂の爆心地」「天国の階段を登りきる」「より深い闇に身を浸すために階段を下る」というものが全面に押し出され、ああ、これぞ冲方丁だなと思わされた。 それぞれの死にたい理由、一度「死にたい」と考えたことのある人間ならどれも納得できるものだと思う。
ハヤカワとラノベメインの雑食。
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