
上司や同僚とエスカレーターで一緒になったり、昼食が運ばれてくるのを待ったりしているとき、何を話していいかわからなくなる。働きたての当初は、そんな年上の男性を見て「何か話せよ」と冷たく思っていたが、2年も経つと気がつけば自分も何も話さなくなっている。「話すことがない」となってしまう。「仕事に関係ない自分語りしても…」とか「こんなこと話しても…」となってしまう。まだ24歳だが、歳を重ねるほど他人に弱みを見れられなくなってどんどん自らの殻に閉じこもる結果、他者との交流が狭まるという心情はとてもよく分かる。
「東京コンプレックス、と彼女がわたしに言ったのは、この、大きな荷物を抱えて恥ずかしいこころのことなのだろうか。そうだとしたらほんとうに余計なお世話だ。」「わたしは自分に自信がないことを、「相手が見透かしてくる」と思うことによって自分を安心させようとした。Aさんを鏡のように反射させて、本当はわたしはずっとわたしのことばかり考えていた。」「結婚というのは「おなか空いたままはよくないね」と言いながら、それぞれに好きなものを買って横並びでおにぎりを食べることなのかもしれない。」
「一人の青年がモゴモゴしている数秒の映像から全員で幸せになろうまで、ほんの数行なのだ。」「年々、本当に出来なくなっている。恥を乗り越え、見栄を張らずに素直になること。自分の弱くて脆い部分を認め晒すこと。」「つまりどの角度から見ても間違いなく本質的に正しい答えなんて、どこにもない。どこかで、"この視野で、ある程度の確率で、間違う"と覚悟を決めるしかないのだ。」「でも、どの物語にも呑み込まれない人生って間違いはしないけど別に楽しくもないんですよね。」
上司や同僚とエスカレーターで一緒になったり、昼食が運ばれてくるのを待ったりしているとき、何を話していいかわからなくなる。働きたての当初は、そんな年上の男性を見て「何か話せよ」と冷たく思っていたが、2年も経つと気がつけば自分も何も話さなくなっている。「話すことがない」となってしまう。「仕事に関係ない自分語りしても…」とか「こんなこと話しても…」となってしまう。まだ24歳だが、歳を重ねるほど他人に弱みを見れられなくなってどんどん自らの殻に閉じこもる結果、他者との交流が狭まるという心情はとてもよく分かる。
社会人一年目です
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「一人の青年がモゴモゴしている数秒の映像から全員で幸せになろうまで、ほんの数行なのだ。」「年々、本当に出来なくなっている。恥を乗り越え、見栄を張らずに素直になること。自分の弱くて脆い部分を認め晒すこと。」「つまりどの角度から見ても間違いなく本質的に正しい答えなんて、どこにもない。どこかで、"この視野で、ある程度の確率で、間違う"と覚悟を決めるしかないのだ。」「でも、どの物語にも呑み込まれない人生って間違いはしないけど別に楽しくもないんですよね。」