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2024年10月の読書メーターまとめ

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読んだ本
12
読んだページ
4277ページ
感想・レビュー
12
ナイス
53ナイス

2024年10月に読んだ本
12

2024年10月のお気に入られ登録
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  • WATA

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

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重要な本だ。ジャーナリズムのあるべき姿を書く。特に日本ではもう報道機関への信頼はほとんど無いだろうと言えるぐらい低くなっていると思うし、自分も費用の割りに意味がないと思ってTVも新聞も見ていない。が、ジャーナリズムと民主主義は一緒に生まれ時代を越えてきた。私もジャーナリズムが大事だと思ったから、この本を読んだ。最近では企業からの広告ではなく、直接読者から料金を取るだけの方法で運営される報道機関も米国ではあるようで、素晴らしいなと思った。IT業界での手法も活かすことで、良くできる分野でもあると思った。
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
12

iwtn_
重要な本だ。ジャーナリズムのあるべき姿を書く。特に日本ではもう報道機関への信頼はほとんど無いだろうと言えるぐらい低くなっていると思うし、自分も費用の割りに意味がないと思ってTVも新聞も見ていない。が、ジャーナリズムと民主主義は一緒に生まれ時代を越えてきた。私もジャーナリズムが大事だと思ったから、この本を読んだ。最近では企業からの広告ではなく、直接読者から料金を取るだけの方法で運営される報道機関も米国ではあるようで、素晴らしいなと思った。IT業界での手法も活かすことで、良くできる分野でもあると思った。
が「ナイス!」と言っています。
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協力のための規格化という観点から、その基礎となる単位について知りたかったので購入。そして歴史的な経緯と現実世界の測定の難しさからくるハンパな数字のオンパレードに目を滑らせながら読了。週の曜日の順番や4月1日が前の学年に入ることになる理由などトリビアいっぱい。ちょっとした単位辞典という趣。単位もある種の虚構と言えるが、それによって人類は広く協力が可能になったという意味でとても重要な概念。経済を支えている側面もある。生活に根差しすぎていて意識し難い領域でもある。ヤード・ポンド法ぇ……という気持ちもある。
iwtn_
2024/10/27 11:44

しかし情報系の単位がかなり簡単な紹介だったのは、少し古い本だから、というのはありそう。bitとbyteだけでなく、通信速度や計算速度、計算量とかも昨今は紹介しても良いとは思った。

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エスノグラフィに興味があり、沖縄のものは2冊ほど読んだが、入門もしておこうということで購入。世を俯瞰的に見る鳥の目ではなく、地を這う虫の眼でより具体的な生活を、しかしその先に社会の構造が見えるように書くノンフィクション、という感じか。ありふれた日常が驚くべきものの集まりでできており、しかし人は魚にとっての水のように自分の生活を認識できない。人々と共に過ごすことで丹念にそれを読み取り、そして描き出す。読書案内もあり、読みたい本が増える本。さて、私は私の生活を見れているだろうか?
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この辺の知識は素人なので購入。ちくまプリマー新書ということで基本的には学生やその指導者向けの内容。とはいえ、トレーニングを効果的にする方法や栄養摂取・休み方など、タイトルの通りに「強く」なる研究結果を紹介している。著者の意図は失敗を減らすことらしい。自分はかなり負荷の低い運動しかしていないが、短時間で良い効果をえられそうな手段がいくつかあったので、かなり気が向いたら試すかもしれない。また、スポーツをしている子供のいる家庭や部活などでは役に立つ内容かと思われる。帯にもあるが部室に1冊置くのが良さそう。
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攻殻機動隊の背景として、この本にあるような超々高層建築物があると知り、購入してみた。東京の一極集中におけるある種の解決策を説く。高層化の必要性を解説し、更には大深度地下にトンネルも掘って各超々高層ビルを繋げちゃおう、という構想。理論はわかった(よつばと)みたいな感想。面白かったし、こういう物理的で大規模な構想って最近ないなぁ、遅れに遅れてるリニアぐらいかな?みたいに思う。建築時の必要工数が一〜二億人日とか書いてあって変なら笑いが出た。東京だと特に都心部は土地確保が難しそう。今の日本では実現不可能だろう。
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ネタバレ久々に小説を一気読みした。やけに細かく分冊されている気もしたが、面白かったので良し。アメリカの3代にわたる家族の物語。汝能う。timshel。聖書の知識がなさ過ぎて、読み終わったがなんとも言い難い。やはり一通り読むべきなんだろうな。米国ではまだ重要視されているベスト&ロングセラーなわけで。ただ、毎回どの訳を読めばよいのか分からなくて、厚さもあって諦めている。手塚治虫の漫画版を読んだだけだ。教会と売春の共犯関係は興味深いけど、僅かな慰めによって成り立つ国家か。世界的に力を持っちゃったからなぁ。ちょいと厄介。
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ネタバレハミルトン家も曲者だらけ。サミュエルの死で様々な歯車が回る。9人兄弟というのも凄まじいものだ。そしてトラスク家ではチャールズがいつの間にか死に、そして遺産によってアダムとキャシーの関係性がまた生まれてしまう。これはチャールズの復讐なのか、それとも不貞とはいえ、我が子かもしれない甥っ子たちへの援助なのか。難しい。最終巻で語られることはあるのか?購入済みなのでもうすぐわかるだろう。そして不穏な双子の関係。後書きでこの話の評価が長い間低かったと知ったが、異国でその時代から離れた私は面白い話だと思っている。
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ネタバレ1巻を読み終わってから、残りの3巻を買って、実は3巻まで読み終わったところ。残すはあと1冊。しかし1番厚い。アダムの再生で終わり、その双子に名前がつくのが、2巻。気になった点は、後書きにネタバレがあるよね?ちょいと楽しみが減ったのでそのへんは勘弁してほしい。
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ネタバレなんだこれ。めちゃくちゃ面白い。最初に登場した気立ての良いが貧しい男の家族の話と、強烈な軍隊式?の家族の話が並行して進められ、徐々に後者の兄弟の話が増えてきたと思ったら、いきなりこれまた強烈な毒婦の話になり、そして兄弟と毒婦がまとまったところで終わった。続巻を急いで買わなくては。で?、語り部たる主人公らしき人物はいつ出てくるのか?が、読み進めればわかることだ。こういう、強烈な古典は良いなぁ。怒りの葡萄と同じ感じなのかなぁと最初の男の話を読んでいるうちは思っていたけど、全然違った。しかしこれはこれで良い。
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結構時間が空いたせいか、イマイチノリ切れなかったかな?かなり周りの人の質が良くなっているので、機智と工夫で上手くどん底から這い上がるような感じが減ってしまった感じ。読みやすくはあるけど、面白くて止まらないということもなく。ドローンの使い方もまあそんなところだろう。シリーズ物で新刊が出ていたので思わず購入したが、今後も読み進めるかはちょっと考えるかもしれない。一つ前に強烈な世界観の小説を読みすぎたからだろうか?一人称での語り口もそんなに新鮮でもなくなったし。
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タイトルはちょいとあれ(原題のほうが良さそう)。資本主義というよりは自由主義とそれに伴う細かな経済活動の累積が、現代のグローバル社会を豊かにした、とデータを示しつつ主張する。古典的リベラリズムというのは、まぁ自分も似たような感じの立場だなぁと思えた。結局は個々人の創意工夫と協力で世界は豊かになっだけで、政府も先は読めないので、先進的と思われるプロジェクトに税金出してもほぼ失敗する。ポスト資本主義を謳う主張も、文化戦争的なモノで特に貧困などを改善するものでもない、と。皮肉的だが笑える文体でサクサク読めた。
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ネタバレ異世界にて旅をする異種族のバディもの?かつて人類と闘ったと思われる異星?生命が、遺伝子レベルで復活を狙う人類の謀略を阻止しようとする。が、そもそも侵略の仕方が神経レベルでの乗っ取りであるため、ある種融合していくようなものとなっており、結果的には混ざりあってしまっていく感じ。舞台である世界の星の形がよく分からない。著者は全く体の構造が違う生物に共感させるのが美味い。食事の様子が多く書かれているせいだろうか?世界観に任侠もののテイストも混ざっていて読みやすい。卑徒の身にてこんな小説を読めるとは。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/07/14(1958日経過)
記録初日
2019/07/08(1964日経過)
読んだ本
742冊(1日平均0.38冊)
読んだページ
252566ページ(1日平均128ページ)
感想・レビュー
605件(投稿率81.5%)
本棚
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