ネタバレあぁ、苦しかった。親ガチャ失敗の花ちゃんが、ただただかわいそうで... 自分がこんな家に生まれたらどうだったろうと考えると、絶望しかない。詐欺行為なのに、騙されて盗られる人に対しての言及が全くなく、花の中では「とにかく仕事を頑張ってる」になってるのが怖い。お金がなくならないか、捕まらないか、自分のことしか考えられていない。でも、そんなふうになるよね。親じゃなくてもちゃんとした大人が近くにいないと。一緒にいるのも同じような境遇の人に限られてくるし。この国ではこんな状況でも自己責任で突き放されるのだろうか。

ネタバレ岩井さん、よくこんなに次々に凄いの書くなぁ。他人を演じるって、なんだか嘘をついているみたいで、自分には出来そうにないな。...と思えるのも、結局は自分の気持ちとか、考えっていうのがあるからで、それが全くないっていうのが茉莉子なのかな？そしてそれが表題に繋がるのか... 岩井氏が着想を得たというインベカヲリさんの「私の顔は誰も知らない」を今読んでいる。興味深い。メソッド演技については全然知らなかったんだけど、所謂憑依型ってやつ。これ日本の俳優さんにはあまりいなくて、だから日本人は演技が下手らしい...

ネタバレあぁ、苦しかった。親ガチャ失敗の花ちゃんが、ただただかわいそうで... 自分がこんな家に生まれたらどうだったろうと考えると、絶望しかない。詐欺行為なのに、騙されて盗られる人に対しての言及が全くなく、花の中では「とにかく仕事を頑張ってる」になってるのが怖い。お金がなくならないか、捕まらないか、自分のことしか考えられていない。でも、そんなふうになるよね。親じゃなくてもちゃんとした大人が近くにいないと。一緒にいるのも同じような境遇の人に限られてくるし。この国ではこんな状況でも自己責任で突き放されるのだろうか。

ネタバレ障がいを持った兄を守る為に第二子をわざわざ作り、名前までも「衛」にする毒親。そこから逃避した衛は何も悪くない。自分の死後の聡が心配なのはわかるけど、それを兄弟に背負わせるのは絶対ダメ。妙子はいき過ぎ感はあるけど、気持ちはわかる。百合も。そんな中、皐月のおぞましさが際立つ。家族を作ってあげたかったって、父親は中２で障がい者。母親は父親の友だちの母。生まれてくる子がどう思うかなんて考えてないでしょ。まともな人なら母親代わりで留まるよ。殺人事件の半分は家族間。負担を減らすためにも国は福祉に力を入れて欲しい。

ネタバレいや〜もう健一と智子は離婚でいいでしょ。健一はリコと一緒にいた方が絶対幸せでしょ。ふたりめっちゃお似合いじゃない? 智子は健一とこのあとも夫婦でいる理由ある? 経済的に大丈夫なら離婚でいいんじゃない? 優吾は親のことを結婚直前まで話してないのはズルい。普通の親なら別にいいけど、こんな特殊な親なら先に言ってよって思う。このふたりも長続きはしなさそう。凄く感動モノなのかなって思ってたけど、なんだかなぁ... あと、建一智子と同年代なんだけど、井上陽水とかRCサクセションってちょっと古くない？