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2024年10月の読書メーターまとめ

きのこ
読んだ本
5
読んだページ
1070ページ
感想・レビュー
5
ナイス
65ナイス

2024年10月に読んだ本
5

2024年10月にナイスが最も多かった感想・レビュー

きのこ
ネタバレ住宅街の裏路地を入っていったわかりにくいところに、ほぼ常連だけを相手にするマラン・マカンがある。昼はドレスの縫製の店。顧客はドラァグクイーンたち。そこに導かれる人生に疲れた人々の物語。ドラァグクイーンでなくても、生きづらさはどこにでもある。働くこと、人と繋がること、柳田のようにブツブツ文句を言いながらもシャールとその周辺に癒やしのかけらを見つける人もいるし、塔子もさくらもジャダも(ジャダって名前のいわれは何だろう?)次のステップに移る力を得る。シャールの病状だけが心配だ。どうなるんだろう?
が「ナイス!」と言っています。

2024年10月にナイスが最も多かったつぶやき

きのこ

ものすごく久しぶりにPCから読書メーターを見てみたら、スマホでは使えていないいろいろな機能があってちょっと反省した。たとえば先月の自分の投稿をまとめて見られるとか。たまにはPCから読んでみよう。他の人の感想や書評も違って見えるかも。

が「ナイス!」と言っています。

2024年10月の感想・レビュー一覧
5

きのこ
叔母であるロズリーヌのもとに滞在したりやりとりをしたりして我彼の共通点や相違点を洗い出したエッセイ。おいしそうな料理とそのレシピがいくつも出てくる。著者自身は日本人だが叔父がフランス人女性と結婚したため幼い頃からフランスと縁が深かった。いとこも半分日本の血が流れているとはいえ文化はフランス。彼らの考え方やセンスなど、改めて言葉で説明されるとなるほどなぁと思うところと、そんなんだったのかと驚くところといろいろあって面白い。
が「ナイス!」と言っています。
きのこ
アフロ記者さんの退職についてのノンフィクション。働いている間はどんな風で、どう気持ちが動いていったのかがユーモアを含みながら語られる。働くとは何だろうか。生き方って何だろうか。自分の今の人生は自分の理想とするところに合っているのだろうか。そんなことをひたすら考えながら読んだ。考えさせられた、と言うべきか。私たちの多くはもしかして、何が目標で何が欲しいのかもよく見極めず、ただ世の中がそう流れているから流れに身を任せてしまい、自分の頭でよく考えないところが多いのではないか。改めてよく考えてみようと促された。
が「ナイス!」と言っています。
きのこ
ネタバレ住宅街の裏路地を入っていったわかりにくいところに、ほぼ常連だけを相手にするマラン・マカンがある。昼はドレスの縫製の店。顧客はドラァグクイーンたち。そこに導かれる人生に疲れた人々の物語。ドラァグクイーンでなくても、生きづらさはどこにでもある。働くこと、人と繋がること、柳田のようにブツブツ文句を言いながらもシャールとその周辺に癒やしのかけらを見つける人もいるし、塔子もさくらもジャダも(ジャダって名前のいわれは何だろう?)次のステップに移る力を得る。シャールの病状だけが心配だ。どうなるんだろう?
が「ナイス!」と言っています。
きのこ
テレビドラマの方は見ておらず読んだ。てっきり奈津子がきょんきょんでノエチが小林聡美だと思っていたら逆だった。奈津子とノエチは保育園からの同級生。いろいろあって50代の今は二人とも昭和に建った団地に住んで行き来している。大きな事件が起こるわけではなく淡々と過ぎていく日常。でもこうした日常が私たちすべての普通の日常であり、自分の住む街のどこか別の町内で同じ時間に流れているひとの人生だよなーと思わせる。ところで二人とも50代ということは親は80歳前後? 介護問題はまだ出てこないのかちょっと心配になった。
が「ナイス!」と言っています。
きのこ
詩人による現代詩の入門書。国語の教科書にあり試験に出るから詩を嫌いになるというのは確かにそうかもしれない。最初に、合唱曲としてよく知っている谷川俊太郎の「生きる」が出てきて、中学生が鑑賞するには難しすぎるとの解釈があり、なるほどと思った。自分は大人になってからこの詩を知ったのですんなり入って来たのだろう。この本を読んでみて、現代詩は現代アート同様、自分の感性で受け止め鑑賞すれば良いのだと感じた。識者の解説や知識はまず置いて。それが入り口であり、そこからしか始まらないのだと思う。
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ユーザーデータ

読書データ

プロフィール

登録日
2019/08/05(1939日経過)
記録初日
2019/08/01(1943日経過)
読んだ本
430冊(1日平均0.22冊)
読んだページ
108031ページ(1日平均55ページ)
感想・レビュー
430件(投稿率100.0%)
本棚
19棚
性別
外部サイト
URL/ブログ
https://note.mu/kinokoubazakura
自己紹介

晴れときどき本読み。
軽いエッセイとゆるい小説中心で雑食です。気軽に話しかけてください。

読書メーター登録は2019年8月。それ以前に読んだ本は載せていませんが、シリーズものや同じ作家の作品のことなどを突然、感想で述べちゃうことがあります。

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